撮影機材

スマホカメラ派へ告ぐ-ミラーレス一眼で写真を撮影する魅力

 

スマホよりも重く、そしてかさばってしまうミラーレス一眼。

 

ミラーレス一眼の綺麗な写真には惹かれるものの、持ち運ぶのが面倒くさそう。
値段も張ってしまうし、スマホカメラのままでいいかな。

 

上記のような理由から、なかなかスマホカメラに抜け出せていない方も多いのことでしょう。

筆者もそんなミラーレス一眼に手を出すことができていなかった派閥の人間であり、写真撮影のほとんどをスマホカメラに頼っておりました。

ただ、大学卒業目前に「卒業旅行の思い出を綺麗に残したい!社会人になったらどうせ今より稼ぐことができる!」と思い立ち、ミラーレス一眼を購入することに。

 

higma
higma
当時はカメラ+レンズ2本セット8万円のものを購入しました。

 

8万円という金額は大学生にとってはとんでもない大金。

クレジットカードを店員さんに渡すとき「本当に良いのかな..」と後悔をしたものですが、今では一切この決断に後悔はありません。

この記事ではスマホカメラからミラーレス一眼に変えようか悩んでいる方に向けて、筆者の経験をベースに「ミラーレス一眼にして良かったこと」をご紹介していきます。

ぜひみなさんのミラーレス一眼購入の検討につかってください。

 

スマホからミラーレス一眼にして良かった点

それでは早速、スマホからミラーレス一眼にして良かったポイントをご紹介します。

良かったポイントは下記の通り。

 

  1. 空気感まで切り取ることができる
  2. 写真撮影の技術力があがる
  3. 思い出を見返すのが楽しくなる

 

補足説明します。

 

(1)空気感まで切り取ることができる

スマホからミラーレス一眼にして良かったポイント1つ目は、その当時の空気感まで切り取ることができるということ。

いくら文章でお伝えしようとしても限界があると思うので、まずはこちらの2枚の画像をご覧ください。

 

iPhoneで撮影

スマホカメラで撮影した写真

ミラーレス一眼で撮影

一眼レフの写真

いかがでしょう。どちらの写真が好きでしたでしょうか。

 

higma
higma
なんだか雰囲気のある「ミラーレス一眼」を選ぶ方が多いかと思います。

 

ビールがキンキンに冷えている「ライブ感」はミラーレス一眼の方が圧倒的に表現できていますよね。一方、スマホカメラはなんだか無機質に。

この写真は画角などを一切考えず、サッと撮影しただけの写真ですが、特に何も考えずとも、雰囲気のある写真をとれるという魅力がミラーレス一眼にはあります。

 

ミラーレス一眼で実際に撮った写真

こちらの写真は大学時代に沖縄の島で撮影したもの。

当時は写真に関する知識が全くなかったので完全に白飛びしてしまっていますが、猫ちゃんの毛並みがすごく繊細に表現できていますよね。

写真撮影初心者の筆者でも、沖縄の島でだるーんとしている猫ちゃんの感じがきちんと切り取ることができているのは完全にミラーレスのおかげです。

 

higma
higma
写真撮影に関する知識がなくとも、簡単に雰囲気のある写真が撮影できるのはミラーレス一眼の大きな魅力といえるでしょう。

 

(2)写真撮影の技術力があがる

スマホからミラーレス一眼にして良かったポイント2つ目は、写真撮影の技術力があがるということ。

初心者でも綺麗な写真が簡単に撮れはするのですが、ミラーレス一眼を購入すると綺麗な写真がとれることが楽しくなってしまい、「どうやったらもっと良い写真が撮れるんだろう」という探究心が芽生えてきます。

カメラはF値という設定を変更することでボケ感(背景がぼやってとする感じ)を変えることができたり、シャッタースピードを変えることで動きのある写真をとれたりなど、拘ろうと思えばいくらでもこだわることができるもの。

 

higma
higma
ほかにも、カメラにとりつけるレンズの焦点距離によって表現できることが変わったり、カメラのレンズによって若干写真のニュアンスが変わったりなど、とにかく奥が深いのです。

 

こうした写真にまつわる要素を自然と勉強するようになり、「つぎはこの構図の写真が撮りたい!」といったアイデアがどんどんと湧いてくるようになるので、写真撮影の技術力がグングンあがっていくと。

もちろんミラーレス一眼を購入した全員が全員ちゃんと勉強するわけではないですが、多くの方はカメラや写真に対する感度はあがるので、技術力があがってくるはずです。

 

(3)思い出を見返すのが楽しくなる

スマホからミラーレス一眼にして良かったポイント3つ目は、思い出を見返すのが楽しくなること。

冒頭にも申し上げたように、ミラーレス一眼で撮影した写真はとても綺麗に描写が表現されていますし、雰囲気のある仕上がりになります。

iPhoneなどのスマホで撮影した写真だと、どうしてもこうした表現力が乏しいので、すべての写真がおんなじフラットなトーンで単調に見えてしまうと筆者は感じるのです。

 

higma
higma
そうなると昔の写真を見返していたとしても、大きく心を揺さぶられることが少ないと言いますか。

 

ちょっと前から「写ルン」が若者の間で再ブームになっていますが、その理由って「スマホで撮影した時よりもエモいから」ですよね。

スマホメーカーの方々は必死に「よりみた景色に近い表現ができるように」とスペックを上げてきたのにも関わらず、画質の悪い昔のカメラが好まれるようになるのって、よく考えると不思議。

それだけスマホでは表現することができない「独特の空気感やエモさ」がいかにひとの感情に訴えているかがわかります。

ミラーレス一眼もその点、写ルンですと同様に、そのときみた情景以上に美しい情景を切り取ることができる機械。

そのときの情景をそのままクセなく表現するスマホよりも、格段に心揺さぶられる絵をとることができるため、昔の写真を見返すが圧倒的に楽しくなると筆者は考えています。

 

ミラーレス一眼の注意点

以上、ミラーレス一眼を良いポイントをご紹介してきました。

ぜひ読者のみなさんにもミラーレス一眼を使っていただきたいのですが、いくつか注意点もあるのでご紹介しておきます。

 

ミラーレス一眼の注意点

交換レンズの値段はかなり高め

なんだかんだ、荷物がかさばる

 

higma
higma
補足します

 

(1)交換レンズの値段はかなり高め

ミラーレス一眼の注意点1つ目は、交換レンズの値段がかなり高いということ。

信頼のおけるメーカーから発売されている交換レンズは安くとも2万円程度しますし、まずまずのレンズでも5万円程度はしてしまいます。

質の高いズームレンズを購入しようと思うと軽く10万程度はいってしまいますし、結構金のかかる趣味ではあるかなと。

 

higma
higma
筆者も金銭感覚がバグっており、5万円のレンズだと「お手頃」と感じてしまうまでに

 

(2)なんだかんだ、荷物がかさばる

ミラーレス一眼の注意点2つ目は、なんだかんだ、荷物がかさばること。

ミラーレス一眼はレフ板がミラーになっているため、一眼レフよりはコンパクトに仕上がってはいるものの、やはりスマホよりは大きく重くなってしまいます。

しばらくつかっているとカメラの重さはあまり気にならなくなるものではあるのですが、始めたての頃はずっしりと重く感じてしまうはずです。

実際に家電量販店のカメラ売り場へ行き、どのくらいの大きさと重さまでなら耐えられるのか、慎重に検討することをおすすめします。

 

初心者におすすめのミラーレス一眼

最後に、初心者におすすめのミラーレス一眼をご紹介します。

「やすさ」と「軽さ」を重視される方におすすめのミラーレス一眼は、オリンパスのOMD-EM10です。

筆者がカメラデビューとともに購入したカメラなのですが、ボディが非常にコンパクトであることと、小型カメラにもかかわらずファインダーがついている点がおすすめのポイント。

同じくオリンパスから発売されているPENも小型では可愛らしいは可愛らしいのですが、ファインダーをのぞく楽しさ・カメラで撮影している感がえられないので、ちょっともったいないかなと。

強力な手ぶれ補正もついていますし、初心者のかたにはぴったりの商品だなと感じます。

 

最初からハイエンドなモデルで撮影したい!

 

このような欲張りさんにおすすめなのは、SONYのα7iiiです。

 

先ほどご紹介したオリンパスよりもセンサーサイズが大きいので、写真がボケやすく、雰囲気のある写真を撮影することができます。

オリンパスより多少本体が重くはなりますが、カスタム可能なボタン数も多いですしスペックも高いので、中長期的に使用し続けられる一機になるはずです。

 

higma
higma
ぜひ、家電量販店で手にとってみてみてください。

 

ぜひミラーレス一眼のある生活を

以上、この記事ではミラーレス一眼の魅力についてご紹介してきました。

かなりお高い買い物にはなってしまいますが、そのお値段以上に毎日を楽しくしてくれる逸品です。

ぜひみなさんもミラーレス一眼をつかって、味わいのある暮らしをお過ごしください。

それでは。