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AirPodsを使って一年が経った、うどんと馬鹿にされ一年が経った
マスコミ業界で疲れ切った社会人をやっています。
暮らしを彩るモノを発信しているので、良ければ読んでいってください。
「耳からうどん出てるよ」
全国で品薄状態が続いていたAirPods。
一年前、僕はTwitterで共有されるAirPodsの在庫情報に必死に食らいつき、遂に予約をすることに成功した。
そして表参道のAppleストアで見事購入。
特徴的なフォルムではあるものの、やっとの思いで購入できたAirPods。
意気揚々と両耳にはめ、大学へ向かった。
そこで友人に会い、開口一番に言われた一言。
「耳からうどん出てるよ」「なにそれ、ダサくね」
屈辱的だった。2万弱の大金を払い、ずっと欲しかったAirPodなのに。
それから僕はAirPodsを投げ捨てようか迷った。だが、一年間使い続けた。
AirPodsを一年使ってみて
この記事では僕が「AirPodsを一年使ってみた感想と評価」を書いていきます。
結論から言うと、買ったほうが良い。
メリットとデメリットそれぞれ検討しながら、「どんな人におすすめか」を探っていきます。
「うどん」って言った奴、覚えておけよ。
そもそもAirPodsとは何か
この記事を読んでいる方は「AirPods」に少なくとも興味を持っている方だと思います。
ただ、一応簡単に「AirPodsとは何か?」を説明していきますね。

なお、画像はイメージです。本物は白色で洗練された形ですね。
AirPodsを使った感想
さて、AirPodsを実際に一年使った感想を僕が書いていきます。
良かった点と悪かった点、それぞれ説明していきましょう。
AirPodsを買って良かった点
AirPodsを買って良かった点を以下の画像でまとめました。一つひとつ見ていきましょう。

(1)外界の音も聞きつつ音楽が聞ける
僕がAirPodsを使って、最も便利だと思ったポイントがこちら。
カナル型のイヤホンと違い、耳が密閉されていません。
そのため、道を歩いていても後ろから車が来ていることが何となく分かるのです。
イヤホンをしながら音楽を聞いていたがゆえ、2回くらいクラクションを鳴らされたことがある僕としては、これめちゃくちゃ便利。
クラクションはもう鳴らされません。
また、作業中の使用にも向いています。
「音楽を聞きながら作業をしたいけど、インターホンの音とか、誰かしらの声がけに答えられなくなるからイヤホンしない」って場面ありますよね。
AirPods使ってると外からの大きな音は聞こえるため、余裕で対応できます。
安心して音楽聞きながら作業できますよ。
(2)すぐに着脱できる
「イヤホンが絡まってなかなか音楽が聞けない」という悩みからおさらばできます。
また、さすがApple製品なだけあって、Iphoneとの相性が抜群。
AirPodsケースの蓋をあけるだけで、自動でIphoneと接続してくれますよ。
若干ラグはありますが、ストレスフリーです。
また、AirPodsをしまうときもケースに入れるだけなので楽チン。
コードのあるイヤホンと違い、カバンのなかでもゴチャゴチャになりません。
(3)充電が長持ちする
さきほどのAirPodsの概要で紹介したように、ケース付きだと24時間もバッテリーが持ちます。
耳に指す部分だけだと5時間ですが、ケースは必ず持ち歩くものです。
なので、バッテリー切れの心配は全くありません。
僕は「5日使ったら充電」くらいの目安で充電していますが、バッテリー切れになったことはほぼ無いレベルにAirPodsのバッテリーは優秀です。
(4)イヤーチップをなくす心配がない
カナル型のイヤホンって耳にハメるゴム製のキャップみたいなのがありますよ。
あれがイヤーチップです。たまに駅でコロコロ落ちていますね。
イヤーチップがなくなってしまうとイヤホンはただのゴミ。
耳からスポンスポン抜けるただの糸です。でも、あのイヤーチップって結構取れやすい。
管理に気を使いますよね。
AirPodsはその点、イヤーチップがそもそも無い設計なのでなくす心配が無いのです。
他のメーカーから発売されているワイヤレスイヤホンは基本的にイヤーチップがついている製品なので、この点はAirPodsの圧倒的勝利と言えるでしょう。
(5)断線の心配がない
コード付きイヤホンにありがちな断線。
僕も昔SHUREの高いイヤホンを買いましたが、断線しまくった苦い過去があります。
本来イヤホンってガシガシ使いたいものなのに、断線に気をつけてわざわざケースに入れて持ち運ぶの面倒ですよね。
その点AirPodsはワイヤレスなので心配無用。
断線のリスクはありません。
イヤホン自体も堅牢なので、キャッチボールに使っても多分大丈夫です。使い倒せます。
(6)他のワイヤレスイヤホンよりコンパクト
これはイヤホンケースの話ですね。
同じ価格帯のワイヤレスイヤホンよりAirPodsはコンパクト。BOSEのイヤホンケースと比較すると分かります。
AirPodsのイヤホンケースは「44.3mm×21.3mm×53.5mm」。対して、BOSEは「100mm×38mm×48mm」です。
幅が2倍以上も違うんです。また、重さもAirPodsの2倍以上ある80g。
持ち運びやすさで言えばAirPodsの方が良いでしょう。
AirPodsを買って微妙だと思った点
つづいて、AirPodsを買って微妙だった点をお伝えします。一つひとつ見ていきましょう。

(1)付け方次第では異常にダサい
特徴的なフォルムを持つAirPods。
そもそもがダサいという意見もありますが、そこはグレーゾーンです。
ただ、Appleを擁護する僕としても、擁護しきれない付け方のダサさをしている方がたまに見受けられます。
それが「AirPodsが顔に沿ってくっついていない場合」です。
耳から浮いているときですね。
「ひょんっ」て感じでAirPods浮いているその姿はまるで寝癖のようで結構間抜けです。
また完全にAirPodsを横向きでつけているパターンもダサい。
顔のラインに大してAirPodsを垂直に立てている場合ですね。
AirPodsが謎の重力に引っ張られていますよ、と言いたくなってしまいます。
(2)ケースが手から滑り落ちやすい
AirPodsのケースは光沢のある、つるつるとした素材を使用しています。
そのため、手からツルって滑りやすいのです。
Amazonとかで販売しているシリコンケースが必須になってきますよ。
(3)大音量にすると音漏れする
カナル型のイヤホンでは無く、イヤーチップが無いものなので音漏れしやすい構造になっています。
まあまあ静かな部屋でどの音量から音漏れをするか調べてみたところ、Iphoneの音量7割くらいでしました。
ただ、そもそもそこまで大きな音を使う場面ってあまりないので、問題では無いかと思います。電車での使用には注意が必要ですね。
(4)ノイズには弱い
オープン型のイヤホンなため、ノイズには弱いです。
地下鉄のゴーっていう音とかにはもう対応できません。これはオープン型の宿命でしょう。
(5)顔の大きさがバレる
個人的に発見したのですが、AirPodsは顔の大きさを図る指標としても使えます。
AirPodsをしている人に注目すれば分かるのですが、顔が大きい人がAirPodsをつけると「あれ、こんなに小さかったけAirPods」ってなりますよ。
なので、顔が大きいことにコンプレックスを持っている方はもしかしたらつけないほうが良いかもしれません。
(6)電話のときラグが発生している
一番のデメリットだと思うポイントがこちら。
ハンズフリーで電話は楽なのですが、電話のかけ始めでラグが発生するんですよね。
こっちは「もしもし」って出たつもりなのに相手には聞こえていなくて、相手から「もしもし連続攻撃」を受ける機会が数回ありました。
AirPodsを一年使ってみた上での評価
AirPodsを一年使った上での感想と気づいたポイントを解説してきました。
メリットがある反面、やはりデメリットもありましたね。
ただ、僕は「買い」な商品だと思います。理由は以下の三点です。

(1)圧倒的に使いやすい
イヤホンって使いたい時にさっと使いたいですよね。
この欲望をAirPodsは全て満たしてくれました。
コード付きイヤホンにあった「イヤホンのガチャガチャ」を解きほぐす時間は一切ありません。
しかも他のワイヤレスイヤホンよりもIphoneとの相性が良いので直ぐに接続してくれます。
「使う場面の多いイヤホンをストレスなく、すぐに使いたい!」という方にはおすすめです。スマートに見えますよ。
(2)丈夫、長持ちする
「 イヤホンをガシガシ使いたい!」という方にも絶対におすすめ。
断線の心配が無いだけで全然違いますよ。テキトーにカバンにいれても大丈夫なので。
また、イヤーピースをいちいち探す手間とか掃除する手間も省ける楽ちん構造です。
充電も長持ちするし壊れにくいし、ワイヤレスイヤホンを買うならAirPodsの方が良いと断言できます。
(3)オープン型が意外にも便利
「ノイズキャンセリング無いの嫌だな」と思っているそこのアナタ。
僕も買う前はそう思ってました。
ただ、ノイズキャンセリングであることがデメリットになる方もいるかと思います。
例えば、「電車の乗り過ごし」とか「事故のリスク」とか。
AirPodsに変えてから音楽に熱中することがなくなり、周りの状況が見えるようになったので僕は上記のリスクが圧倒的に減りました。
音楽も聞けるし、周りの音にも気づけるのって意外といいですよ。
迷っているならAirPodsを買うべし!
この記事ではAirPodsを一年間使った僕が感想と評価を述べてきました。
AirPodsって確かにうどんに見える部分もあるし、デザインは微妙かもしれません。
ただ、そんなことどうでも良いって思わせるほどの品質ですよ。
僕の評価を見てみて「良いなあ!」と思った方はぜひ使ってみてください。
ちょっと高いですが、微妙なイヤホン買って壊して買い換えるサイクルを繰り返すよりは、良いものを長く使うことをおすすめします。
それでは。

毎月大量のモノを購入しているモノブロガーの筆者。
2020年上半期、本当に買ってよかったモノをご紹介します。