雑記

【男子校出身者が語る】男子校のメリット・デメリット

男子校って結局どうなの?

青春時代を男のみで過ごすという特殊な学校、男子校。

実は僕もそんな環境で過ごした学生の一人です。中学高校と6年間、ミッチリ男子校生活を送ってきました。そして今ではもう大学4年に。

この記事では、そんな僕が「大学4年になった、今だからこそ分かる男子校のメリットとデメリット」を書いていこうと思います。

この記事を見ている親御さん、ぜひ息子さんの進路選択の参考にしてください。

そして受験生、志望校選びのヒントにしてくださいね。

僕が通っていた男子校は?

まず、僕が通っていた男子校について書いておきましょう。以下の通りです。

  • 東京都
  • 中学受験の偏差値58~63クラス
  • 高校受験の偏差値68~73クラス
  • 運動部の活動が活発

このような感じです。大学入学後、男子校出身の友人と話していて分かったのですが、同じ偏差値帯の学校はかなり似た雰囲気になるようです。

「この偏差値帯の高校はこんな感じなのか〜」と思って記事を読んでくださいね。

男子校に通う6つのメリット

それでは早速、男子校を卒業した僕が思う「男子校のメリット」を紹介します。

男子校に通う6つのメリットを表した図

(1)イジメが無い

どこの掲示板を見ても書かれている「男子校はイジメがない」というフレーズ。

嘘のように思えますが、これ本当です。殴り合いの喧嘩は稀に起きるのですが、ネチネチとした陰湿なものは見たことがありません。僕は思うこの理由は2点。

①女性がいないから

これはあくまで仮説ですが、女性の存在がイジメを起こす可能性を増加させると僕は思います。

小学生の頃を思い返してみると、「キモい」など容姿を理由にイジメって始まってたと思うんですよね。「キモいから近づかないで」みたいな感じで。

ただ、男子校はそもそも皆男なので「モテる・モテない」の概念がなく、キモかったとしてもどうでもいいんですよ。

見た目でどうこう判断する必要性が無いっていうのが結構大きいポイントだと僕は思います。

②先生がコワいから

今はどうか分かりませんが、僕の時代は何か問題を起こすと先生からグーパンチが飛んでいきました。体罰が問題となり、世間的に取り上げられていたはずなのですが。

それゆえ、入学と同時に「何か悪さをすると鉄拳制裁が飛んでくる」という思考が植え付けれるため、問題行動を起こさなくなります。

これを繰り返しているうちに「悪い行動=鉄拳制裁=痛い」が「悪い行動=良くない」に変わっていくのかと。心理学のオペラント条件づけに似ている気がします。知りませんが。

(2)真面目で良いやつが多い・育つ

自分で言うのは大変心苦しいのですが、性格が良いやつばかりです。

先程も述べたように、男子校はモテようと変にカッコつける必要がありません。

やることと言えば勉強と部活のみ。そのため、勉強や部活で結果を残しているやつが「凄い」っていう認識になるんですよね。

「皆をビビらせるヤンキー=凄い」なのではなく「結果を残せる=凄い」っていう風土なんです。それゆえ、いくら変な性格のやつでも「勉強ができればすごい」と認められます。

このような「実力主義を良しとする風土」があるため、皆ひねくれずに真面目に頑張ると。また、頑張ってるやつを馬鹿にしない雰囲気が作られるのだと思います。

(3)進学実績・就職実績が良い

同じ偏差値帯の高校と比較すると、男子校の方が実績が良いと思います。この偏差値帯って確か大学附属の高校とか、共学の都立と同じくらいですが、そこよりは明らかに実績が良い。

早慶クラスはクラスの半数近くが入学しましたし、今になって同級生の就職先を聞いても基本大手(総合商社、広告代理店、外資コンサル、日系メーカーなどが主流)。

前に「男子校出身者にはベンチャーが少ない」なんて記事を書きましたが、まさしくそのとおりでバンバン大手です。

やはり皆真面目に頑張る良いやつだからなのか、このような実績になるんだと思います。

(4)自由な風土

先生はコワイと先程述べましたが、コワイのはイジメとか本当にダメなことをやらかしたときだけ。基本的には寛容であり、好き放題できる自由な風土がありました。

僕の学校は宿題がそもそも無く、内職にも結構寛容。特に受験期は自由であり、社会の授業抜け出して自習室行くとか普通に許されていました。

このような自由放任主義的な雰囲気は男子校ならではだと思います。

(5)常に笑いがある

学校に行けば常に笑い転げていた、というくらい面白い学校生活でした。やはり男子しかいない分、自粛するネタもありませんしガヤガヤとできる。

それが自由な風土と相まって常に面白いことがそこら中で起きていました。詳しくは覚えていないのですが、みんな常に笑っていたなあというのが印象的です。

(6)親と仲良くなる

何故かは分からないのですが、皆親御さんと仲が良いという特徴があります。変に非行などに走らないからなのでしょうか、不思議です。

男子校で先生から「悪い行動=悪」という思想を植え付けられるからこそでしょう。

男子校に通う4つのデメリット

つづいて、男子校のデメリットを見ていきましょう。

男子校に通う4つのデメリットを表した図

(1)行事の盛り上がりは微妙

体育祭、文化祭の盛り上がりは確実に共学の方が上です。もちろん、みんな真剣なので全力で準備などはしますよ。

ただ、いかんせん女子がいない。体育祭でいくら活躍しても上がるのは保護者の声援か男の野太い「オオオ」という声のみ。

文化祭も一緒に夜まで残って作業でドキドキなんてものはありません。そこは覚悟しておきましょう。

球技大会なども異常なほどに盛り上がりますが、皆相手を潰しに来ているため殺伐としています。

(2)多少の体罰はあるかもしれない

今の時代はどうか分かりませんが、僕が中高にいたころは普通にありました。

ただ、ニュースになるような理不尽なものではなく、「ああ〜それはやったらアカンわ〜」みたいな時にのみ発動されていたので全然許せるレベル。

怖がる必要は全然ありません。共学とか公立だと、生意気な学生がドンドンエスカレートするところを潰すだけですので。

(3)染まり切ると大学入学後きつい

やはり共学とは違う独特のハイテンションなノリがあります。そのノリをそのまま大学に持ち込んだ猛者共はスベっていました。

なので、大学入学後は慎重に行動をすることをおすすめします。女子とは全然話す機会がなかった分、多少緊張はしますが、意外と問題はありません。

(4)視野は狭まるかもしれない

良い意味でも悪い意味でも皆大手企業に就職するので、視野が狭くなっているかなと思います。特に僕の高校のような偏差値帯だと、「ぶっ飛んでんな」みたいな人は表れていません。

男子校出身者に良く寄せられる3つの質問

ここまで男子校のデメリットとメリットを紹介してきました。最後に、良く聞かれる男子校Q&Aを書いておきます。

(1)男子校出身者は彼女ができる?

一番気になるのが「彼女」の存在でしょう。高校では殆の学生がNOです。

ただ、大学に入ればYESの方が多くなると思います。あくまでも僕の体感ですが。

僕のいたクラスだと60%。全体で見てもそれくらいの印象を受けます。ただ、運動系の部活、特にサッカー・野球部はほぼ100%くらいかと。

個人によりますが、そこまで心配する必要は無いように思えます。

また、男子校出身者は彼女と長続きする傾向が非常に強いです。何故かは分かりません。

(2)オタク化しない?

人によります。僕のクラスで言えば30人中3人程度はそうなったかなあと。ここらへんは普通の高校程度でしょう。

男子校に入ったからオタクになる、という因果関係は無いと思いますね。

ただ、どんな人であろうと受け入れる風土があるのは男子校の強み。

(3)人生やり直せるとしたら共学と男子校、どっち入る?

超絶難しいこの質問。青春を取るか、誠実さを取るか。

僕の場合、今の記憶が持続するなら共学に入りたいですね。青春したいから。

ただ、もし今の記憶がなくなるならば男子校で良いと思います。家族とも仲良く。良い友人にも囲まれ、大学も良いところ入れたし、就活も第一志望に入れたので。

この状態を作り上げたのは、紛れもなく男子校生活のおかげなので後悔はありません。嘘ですちょっとあります。

結論:僕は男子校をおすすめする

この記事では男子校のメリット・デメリットについて書いてきました。「男だけなんで辛すぎる」と思う方もいるかもしれませんが、大丈夫です。2年で慣れますから。

青春という観点から見れば、正直微妙だと思いますが、意外と男子校も悪くないもんです。ぜひ、男子校も選択肢の一つとして見てみてはいかがでしょうか?

以下の記事では僕の自己紹介もしていますので、「男子校を出たこの人はどんな人生を送ったんだろう」と気になる人は覗いてみてください。

それでは。

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