インターン選考や本選考の時期に、多くの就活生が受験することになるであろうSPIテストセンター。
いつから対策を始めれば良いのか、悩まれている就活生の方も多いことでしょう。
上記のような思いを抱える就活生に向けて、SPIテストセンターをいつから対策すれば良いのか、攻略期間の目安をご紹介します。
SPIテストセンターで高得点ボーダーである総合商社や外資系コンサルの通過率100%だった筆者が解説するので、きっと参考になるはずです。
SPIテストセンターはいつから対策を始めればよいのか。攻略期間の目安。
Contents
SPIテストセンターの攻略期間
それでは、SPIテストセンターの攻略期間について説明をしていきます。
SPIテストセンターの攻略期間は、「どのくらいの評価をSPIテストセンターでとりたいのか」や、「1日にどれくらいの時間がとれるのか」など、前提条件によって話が大きく変わるもの。
この記事では、下記のような前提と仮定して話を進めていきます。
- 目標設定:総合商社・外コンなどの選考通過
- 必要科目:言語・非言語・英語・構造的把握力
- 基礎学力:MARCH〜早慶クラス
- 確保可能時間:平均30~60分/日
そんな筆者が、いつからSPIテストセンターの対策を始め、どのくらいの期間を攻略にかけていたのかをまずはご紹介します。
筆者のSPIテストセンター攻略期間
筆者が実際にSPIテストセンターを攻略したスケジュール・勉強期間は下記の通り。
- 2月1週目SPI問題集1周目SPI問題集の解答を見ながら問題集を1周
- 2月2週目SPI問題集2周目SPI問題集を実際に全問演習
- 2月3週目SPI問題集3周目わからない問題のみ繰り返し演習
- 2月4週目SPI問題集4周目再度全問演習
- 3月1週目SPI5週目回答速度が遅かった設問のみを演習
- 3月2週目SPI本番テストセンター会場にて受験開始
上記のようなスケジュールで筆者はSPIテストセンターの勉強をおこなっていました。
使用していた問題集は、ナツメ社の史上最強SPI&テストセンター超実戦問題集。
高いボーダーが設定されている企業の選考に通過するため、問題を見た瞬間に解法を思い浮かべることができるように対策をしていたところ、結果的に1ヶ月と少しかかったという感じです。
SPIテストセンター対策もそれと同じ感じで、一冊でSPIテストセンター対策が完結するナツメ社の問題集で攻略をしようとすると、だいたい1ヶ月くらいかかります。
SPIテストセンターは、高校時代の数学や現代文と比較すると簡単に見えるので「一週間程度でいけるかも?」と思ってしまいがち。
ただ、意外にもさまざまな問題形式があったり、非言語対策(特に推論)にかなり時間をくったりするので、余裕をもって対策をするようにしましょう。
総合商社・外資系コンサルティング等のハイボーダー企業を突破しようとすると、1ヶ月程度の攻略期間は必要
対策を始めるベストなタイミングは?
つづいては、SPIテストセンターの対策を始めるのにベストなタイミングについて。
SPIテストセンター対策を始める2つの時期
筆者がおすすめするSPIテストセンターの攻略を始める時期は下記の通り。
- サマーインターン直前期
- 本選考直前期
サマーインターンと本選考前、この2つの期間にわけて攻略をすることをおすすめします。
というのも、SPIテストセンター対策は一度対策をしておいたとしても、期間が空くと解法を忘れてしまいがちだから。
だからこそ、就活が始まる時期に一度対策をしていおいたうえで、改めて本選考直前期に勉強をしておいた方が良いというわけです。
あえて「直前期」と表記しているのは、短期間で集中して勉強したほうが効率が良いから。
SPIテストセンター攻略のカギは「いかに問題の解法を暗記したか」にあるので、ダラダラと勉強し続けるよりも、短期集中でまとめて暗記した方が効果的なのです。
だからこそ、直前の1ヶ月程度で解法を詰め込み、そのままSPIテストセンターに挑んでいただきたいと。
- SPIテストセンターに時間をかけられる余裕が最もある時期だから
- 対策によって他の就活生と最も差をつけられる時期だから
①SPIテストセンターに時間をかけられる余裕が最もある時期だから
SPIテストセンター対策を始める時期に、サマーインターン前をおすすめしている理由一つ目、SPIテストセンターに時間をかけられる余裕が最もあるから。
というのも、オータム・ウィンターインターンの時期になると、サマーインターンの時期に活動していなかった業界や企業が続々と説明会やセミナー等の活動を始めてくると。
そうなると面接の回数やESの提出枚数が加速度的に増加してきますし、SPIテストセンター対策に手が回らなくなってしまうのです。
その点、サマーインターンは募集している企業数に限りがありますし、学生生活も比較的余裕があるので、SPIテストセンター対策をしておいた方が良いというわけです。
②対策によって他の就活生と最も差をつけられる時期だから
SPIテストセンター対策を始める時期に、サマーインターン前をおすすめしている理由二つ目は、対策によって他の就活生と最も差をつけられる時期だから。
サマーインターン前、一般的な就活生は基本的に「自己分析」や「ES」に追われているので、なかなかSPIテストセンターの勉強をしている人はいないと。
そうしたなかで高い評価を叩き出しておくと、かなり目立つことができます。
企業にもよりますが、SPIテストセンターの結果は書類選考だけでなく、面接時点でも事前に確認されており、「この学生はなにが得意なのか・どんな性格なのか」という情報をSPIテストセンターの結果から観察するもの。
ここでポイントなのは、周囲の学生よりもずば抜けて高い評価をみて「この子すごいな」と感じた面接官は、見る目がグッとかわるということ。
「すごいな」と思った自分の仮説を証明するための思考回路になるので、同じ事実であったとしても、ポジティブな評価につながりやすくなるのです。
これは行動経済学でいう「代表性ヒューリスティック」という現象。
私たちはさまざまな物事を見聞きした時に、すでに抱いているイメージに囚われて偏った判断をしてしまうというものです。
詳しい理論等は省略しますが、同じようなエピソードを語っている学生であったとしても、いちど優秀そうと感じた学生には、「なんかこの子の話は違うかも?」と無意識に積極的に/ポジティブにきく姿勢になってしまうと。
そんなわけで、SPIテストセンター対策を早い段階からガッツリとやって飛び抜けて良い成績をとっておくと、面接においても有利に働く可能性があるというわけです。
サマーインターンの時期は他の学生がまだSPIテストセンターに手をつけられていないので、それだけ「飛び抜けられる」可能性が高いため、サマー前の対策をおすすめしています。
SPIテストセンターの対策をいつから始めれば良いのか。期間は2つ。
1つ目は、サマーインターンの選考が始まる一ヶ月前。ほかの就活生はあまり対策をしておらず、差別化につながるため。
2つ目は、本選考が始まる一ヶ月前。就活開始当初に勉強していたとしても、解法を忘れてしまいがちなので、改めて対策をしておく必要がある。
早めからSPIテストセンター攻略を
以上、この記事では「SPIテストセンターの対策はいつから始めれば良いの?」「攻略期間はどれくらい?」という疑問にお答えしてきました。
SPIテストセンターは解法の暗記がモノをいうので、ぜひ短期集中でがっつりとSPIテストセンターの勉強をしていただければと思います。
SPIテストセンターの勉強法について詳しく知りたい方は、SPIテストセンターおすすめの勉強法-総合商社・外コン内定者が解説もあわせて参考にしてください。
それでは。
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