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グループディスカッションの就活あるある
(1)日系外資業界問わず複数トップ企業から内定を獲得した実績
(2)大手就活サイトで300本以上の記事を執筆経験
(3)社会人視点での就活攻略
を武器に就活記事を書いています。
就活の選考初期段階で組み込まれるグループディスカション。
冷静に考えれば、見ず知らずの就活生数人と議論するというなんとも面白い形式ですよね。
そんな一風変わったグループディスカッションでは様々なドラマが生まれるものです。
この記事ではそんなグループディスカッションの「就活あるある」をご紹介。
思わず頷いてしまうような就活あるあるを揃えましたので、気軽に読んでいってください。
グループディスカッション開始前の就活あるある7選
まずはグループディスカッション開始前の就活あるあるについて。
面接官が部屋に入ってくる/全員が揃うまでのあの独特な空気感ので「就活あるある」見ていきましょう。
GD前の就活あるある1:入室時の生暖かい「よろしくお願いします」
グループディスカッション前の就活あるある1つ目は、「入室時の生暖かい『よろしくお願いします』」。
グループディスカッションが開催される部屋の前につくと、どうやら中には数人先に待機している様子。
その空間に入っていくとき、物凄い視線を一気に受けるものです。
その時にガンを付け合う野蛮な輩もいますが、基本的にはみな「お手柔らかに」オーラを放って入室するもの。
そのときの入室とともに発せられる、あの申し訳なさそうで相手の表情を確認しながら発せられる「よろしくお願いします」の言葉。
37度のお風呂くらいぬるっぬる。
GD前の就活あるある2:お気に入りの座席位置争奪合戦
グループディスカッション前の就活あるある2つ目は、「お気に入りの座席位置争奪合戦」。
グループディスカッションは人によって「座席位置」の好みが全然違うもの。
リーダーキャラを演じたい学生は中央、ホワイトボードの近くに陣取るはず。
一方、状況を俯瞰したいインテリキャラは端っこから様子を伺いたがるでしょう。
みな自分のキャラが立たせられるような座席を入室時に密かに狙っているもの。
入室前から就活生同士の勝負は始まっているのです。
GD前の就活あるある3:名札の三角折り方法が唐突に飛ぶ
グループディスカッション前の就活あるある3つ目は、「名札の三角折り方法が唐突に飛ぶ」。
グループディスカッションの選考会場テーブルには、しばしばA4の紙とサインペンが置かれています。
この紙を使って面接官に名前が見えるように名札を作ることがしばしばあると。
そのときに作るべき三角柱が、緊張にあまり作れない。
三角柱を作るためにはA4用紙を4つ折なのか3つ折なのかさえ判断することができず、名札がぐちゃぐちゃになりがち。
GD前の就活あるある4:サインペンの譲り合いと軽い会釈
グループディスカッション前の就活あるある4つ目は、「サインペンの譲り合いと軽い会釈」。
名札づくりに欠かせないのがサインペンの存在。
ただ、得てしてグループディスカッションのテーブルには人数の1/3くらいのペンしか置いていないもの。
でも就活生はみな誰かが書き始めるとと同時に同じ行動をすると。
となるとサインペンに同じタイミングで伸びる手と手。
「あっ、先いいですよ」「あっすみません」というおきまりフレーズが解き放たれます。
ちなみに恋はうまれません。
GD前の就活あるある5:開始前の探り合い愛想笑いタイム
グループディスカッション前の就活あるある5つ目は、「開始前の探り合い愛想笑いタイム」。
グループディスカッション本番が始まる前の数分間、就活生は手持ち無沙汰になるものです。
でもスマホをいじるような雰囲気でもなく、飲み物を飲むくらいしかできないもの。
しばし何とも言えぬ沈黙タイムが始まりますが、勇者が口を開きます。
ここから始まる就活生の世間話タイム。
このときに表情を一切変えず会話にも乗らない人は地雷の可能性が高い。
にこやかに会話してくれた就活生とともにグループディスカッションを組み立てようと計画を立てがち。
GD前の就活あるある6:あれ、この前一緒でしたよね?
グループディスカッション前の就活あるある6つ目は、「あれ、この前一緒でしたよね」。
グループディスカッション前の雑談タイムをこなしていると、何か奥の方の席から視線を感じると。
面倒なのでガン無視を決め込んでいると彼から一言。
ほら、〇〇商事のインターンで!
なるほど、どうやら私とあったことがあるらしい。
抜け落ちた記憶。苦笑いの時間。
GD前の就活あるある7:選考の一部なのか分からないタイム
グループディスカッション前の就活あるある7つ目は、「選考の一部なのか分からないタイム」。
グループディスカッション本番前、相も変わらず世間話をしていると、ついに面接官が部屋へ入室。
偽物の笑顔でにこやかに話していた就活生たちは一気に真顔へもどり、緊張感ある空気がただよいます。
そうしてまもなくグループディスカッションというタイミングで面接官から放たれる一言。
〇〇さんからお願いします。
唐突に始まる面接の導入部分のような時間。
おそらくただの自己紹介でOK、選考には加味されないはず。
そう思っていると「凄まじい笑顔」で割と長いこと学生時代頑張ったことを話す就活生が。
果たしてこの自己紹介タイムは選考結果への影響があるのだろうかと不安でぐるぐるなりがち。
グループディスカッション本番の就活あるある8選
つづいてはグループディスカッション本番での就活あるある。
見ていきましょう。
就活あるある1:開始直後3秒のスーッ
グループディスカッション本番の就活あるある1つ目は、「開始直後3秒のスーッ」。
面接官からお題が発表されたのち、グループディスカッション開始の合図が出されます。
誰も喋りたがらない開始直後。
みなやることは「とりあえず息を吸う」くらい。
お互いを牽制し見あっているその時間は「スーッ」という呼吸の音しか聞こえてきません。
就活あるある2:「みんなの意見順番に言おうマン」の出現
グループディスカッション本番の就活あるある2つ目は、「『みんなの意見順番に言おうマン』の出現」。
基本的にグループディスカッションは開始すると「目標の明確化」から始めるものです。
班員の前提意識がずれていると議論がすれ違ってしまうので。
ただ、そんなことは無視で「みんなの意見順番に言っていきましょう」という方も稀に存在。
その人の提案を断る時の気まずさ、言葉の難しさといったらもう…
就活あるある3:タイムキーパーの出現
グループディスカッション本番の就活あるある3つ目は、「タイムキーパーの出現」。
グループディスカッションは限りある時間で結論を出さなければならないハードな競技。
そのため、時間管理がかなり大事なものです。
なので時間意識の高い方はすごくありがたい一方で、「時間管理しかしないひと」もなかにはいると。
議論には全然貢献しないのに「あと5分です」「あと1分です」という姿はまるで係員。
就活あるある4:最初黙ってたら発言する機会失いがち
グループディスカッション本番の就活あるある4つ目は、「最初黙ってたら発言する機会失いがち」。
グループディスカッション開始当初からエンジン全開でいくと疲れてしまうもの。
頭脳派キャラの方はしばしば、序盤は大人しくしておき、後半からスパートをかけて議論を支配するものです。
うまく決まれば非常にかっこいい動きであり、評価も高くなります。
ただ、機会を見極めているうちに、自分が狙いたかったポジションを他の方に演じられがち。
そうなると、序盤から黙ってて結局ずっと黙っていた地蔵の人になってしまいます。
アイデア出しくらいは参加しておきましょう。
就活あるある5:全部フレームワークで解決マンの出現
グループディスカッション本番の就活あるある5つ目は、「全部フレームワークで解決マンの出現」。
フレームワークとは「物事を整理する上で役立つ型」のこと。
有名なものとしては3Cや4P、AIDMAといったものがあります。
役に立つ概念ではあるのですが、フレームワークに固執しすぎると凝り固まった答えしか出てこないものです。
このフレームワークに囚われた就活生は初期のコンサル志望者に多く、横文字ばかりいうのでイラつくこと間違いなし。
就活あるある6:停滞状況を打開したときに走る面接官のペン
グループディスカッション本番の就活あるある6つ目は、「停滞状況を打開したときに走る面接官のペン」。
グループディスカッションをしていると、どうも議論が前に進まない状況がでてきます。
そんなときに活躍するのが頭脳派で状況の整理が得意な就活生。
得てして最初からリーダーとして引っ張る人ではなく、前半はゆっくりスタートしている人です。
そんな「冷静マン」はこうした状況を処理することが得意で、あっという間に進むべき方向性を指し示すもの。
そのときに面接官のペンは急激に走り始ると。
まるで予備校でテストを自己採点するときに正解していたら物凄い大きな音をたてて丸をする高校生のように。
就活あるある7:クラッシャーに従う民衆
グループディスカッション本番の就活あるある7つ目は、「クラッシャーに従う民衆」。
グループディスカッションをしていると、議論をぶっ壊す「クラッシャー」と出会うことでしょう。
たいてい、順調に進んでいた方向性と完璧にずれた回答をしたり、感情的になったりしがち。
そんなクラッシャーを押さえ込むパワフルな就活生がいなければ、そのグループディスカッションは崩壊の一途を辿ります。
みなクラッシャーを潰すと協調性が低く評価されると勘違いして、同調してしまうと。
結果、訳のわからない方向性へ進み、訳のわからないプレゼンテーションが完成します。
全員落ちると。
就活あるある8:発表者譲りつつ自分がいいたい
グループディスカッション本番の就活あるある8つ目は、「発表者譲りつつ自分がいいたい」。
グループディスカッション終わりかけのタイミングで行われる、発表者の譲り合いタイム。
高評価を狙う就活生も、特にアピールしきれなかった就活生も評価をあげられる最後のタイミングです。
そのため、皆密かにこの発表時間を狙いがち。
ただ、欲張るとわがままに見えてしまうので大抵は譲り合いが発生するもの。
その結果、プレゼンできなかったひとがプレゼン終了後に爪痕を残そうとする「補足マン」へと進化します。
グループディスカッション本番後の就活あるある3選
つづいてはグループディスカッション本番後にありがちな就活あるある。
就活あるある1:『発表上手だったね』のお世辞タイム
グループディスカッション後の就活あるある1つ目は、「『発表上手だったね』のお世辞タイム」。
グループディスカッション終了後、就活生たちはともに駅へと向うことになります。
そこで必ず話になるのが「Aさん発表上手だったね!」といったもの。
確かに、上手な人もかなりいますが中には「絶対失敗でしょ!」というパターン。
そんなときでも「とりあえずフォローする」というお世辞タイムはあるあるです。
でも自分がやられると結構嬉しいもの。
就活あるある2:GD終了後、2グループに別れがち
グループディスカッション後の就活あるある2つ目は、「GD終了後、2グループに別れがち」。
グループディスカッションはどんなに人数が多かろうと、活躍するのは3人程度。
この3人は「自分たちが議論をつくった」という謎の一体感・同類感を感じるものです。
一方で、それ以外の人たちは「なんでもっとうまくできなかったんだろう」とどんよりムード。
帰り道、自然と陰陽はっきり別れがち。
覇気が全然違います。
就活あるある3:一生動かないライングループの誕生
グループディスカッション後の就活あるある3つ目は、「一生動かないライングループの誕生」。
グループディスカッションも終了し、駅前まで到着。
ある程度仲良くなった班だと、誰かしらがこう言い出します。
断る理由もないので繰り広げられるライン交換会。
ライングループも作られ、スタンプが押されることでしょう。
ただそのライン、一生動きません。
お互いのグループディスカッションの結果は気まずくて聞けないですし、あえて連絡をとるほど仲良くもなっていないから。
就活終了後、削除されるライングループの誕生です。
グループディスカッションの就活あるあるを経て
グループディスカッションにありがちな就活あるある。
この記事で18ものあるあるをご紹介してきました。
きっとグループディスカッション独特のあの時間を思い出したことでしょう。
就活生よ。次この記事で紹介したようなケースに出会すことがきっとあるはず。
そんなときは「あのパターンだw」とちょっと楽しい思いになってもらえたら僕は嬉しい。
面接に関しては面接の就活あるある記事でまとめています。
また、GDが集中するサマーインターンの時期にありがちなものも、サマーインターン前の就活あるある記事で書いているのでこちらもどうぞ。
ほかにもあらゆるカテゴリの就活あるあるを「就活あるあるまとめ記事」で紹介しているので、こちらからどうぞ。