就活では総合商社や外コン・大手メーカー等から内定を獲得しました。
大手就活サイトのライター経験後、自分でサイトを作って”キャリアに役立つ情報”を発信しています。
業界研究や企業研究に役立つOBOG訪問。
Matcherやビズリーチ等のサービスを使って多くの社会人と会っている方も多いのではないでしょうか。
特に、総合商社やマスコミ業界はOBOGをすることが当たり前のような風潮があり、志望者の方は何度もOBOG訪問をしているかと思います。
ここで注意しておきたいのは、一部の企業はOBOG訪問ですでに就活生を評価しているということ。
実際に、筆者が就活生時代に志望していた総合商社では、しっかりとOBOG訪問時の評価が人事部に報告されていました。
というのも、多くのOBから「評価シート云々」のお話を聞いていましたし、実際にOBOG訪問で高く評価いただいた企業から一次選考免除のお知らせがきましたので..
このような思いを抱える就活生に向けて、筆者が実際にOBOG訪問で高評価をいただくに至った「僕なりのOBOG訪問術」をご紹介します。
必ずしも高評価につながるとは保証できませんが、試してみる価値はきっとあるはず。
Contents
OBで高評価をとる5つのポイント
早速、筆者がOBOG訪問で高評価を取るに至ったポイントをご紹介します。
できて当然のマナー云々のお話は【OB訪問に行く前に見ておきたい】OB訪問のマナー・メールの返信ルールとは?で説明しているので、こちらも併せてご覧ください。
筆者がOBOG訪問で気をつけていた点は、下記の5つ。
- 自己紹介+質問リストを事前に送信する
- 質問の意図を伝える
- 適宜時間を確認する
- 馬が合ったOBには更にOBを紹介してもらう
- 感謝を形で示す
(1)自己紹介+質問リストを事前に送信する
まずOBOG訪問で筆者が行っていたことは「自己紹介+質問リスト」をできる限り事前に送付しておくということ。
というのも、そもそもOB訪問で高評価を得るためには、「一緒に働きたい」「こいつやるじゃん」と思ってもらうことが重要。
ただ、OB訪問の時間は約1時間と限られており、自己紹介をゼロベースでウダウダと行っているとすぐに終了の時間となり、意気投合できぬまま終わってしまうことが多々あると。
そこで、できる限りOBOG訪問本番前に自分に興味をもっていただけないかなと思い、事前にザックリと自己紹介&質問シートを送付していました。
アウトプットとしてはWord2枚で、1枚目は学生時代の経験や将来像なんかを箇条書きベースで。2枚目は箇条書きで質問を書いていました。
これらのシートをOBOG訪問の前日くらいに「もしお時間がありましたら」という枕詞のもと、OBOG訪問にリマインドのメールに添付していたと。
(2)質問の意図を伝える
OBOG訪問で筆者が意識していたこと2つ目は、質問の意図をきちん伝えるということ。
1つ目のポイントとはちょっとレイヤーの異なるお話ですが、大事なので2つ目に持ってきました。
漠然とした質問をする際には、必ず「その質問の意図」も併せて伝えましょう。
曖昧な質問が来ると「これはどう答えれば良いんだ?」とOBの人も困ってしまい、コミュニケーションしづらいなあと感じられることも。
ですので、筆者は「◯についてお伺いしたいです。というのも〜と考えていて..」のように補足するようにしていました。
また、事前に送信する質問リストの意図がおそらく伝わらないだろうな〜と感じるものにいては、質問リストの段階で「この意図は〇〇です」と追記することも。
(3)適宜時間を確認する
OBOG訪問で筆者が意識していたこと3つ目は、適宜時間を確認するということ。
OB訪問を行っている最中は、適宜時間を確認して「あと◯分でOB訪問を切り上げる必要がある」と認識しながら進めた方が吉です。
というのも、だいたいのOB訪問は昼休みに行われるものであり、OBOGはその後に会議が入っているケースがあるから。
本当に聞きたかった質問に入る前の段階でOBOG訪問が強制終了になってしまうこともあるので、きっちり時間配分を考えておくことが大事です。
また、OB訪問のクロージングが雑だと相手に与える印象も悪いので、多少余裕をもって、ゆったりと話しながら終えられるのがベストです。
(4)馬が合ったOBには更にOBを紹介してもらう
OBOG訪問で筆者が意識していたこと4つ目は、馬があったOBOGにはさらにOBOGを紹介してもらうということ。
OBOG訪問をしていると、「この人はすごく盛り上がった」「逆にこの人は仲良くなることができなかった」などと、会うOBOGによって自分とのフィット具合が異なるケースがあるかと思います。
そんなOBOG訪問で、「馬が合った」「話が盛り上がった」「きっと高評価をとれた」などと感じた方には、「よろしければ他の方も紹介していただけませんか」と聞くことをおすすめします。
というのも、同じ会社でも様々な種類の社員がおり、自分と全く気が合わない人と当たってしまう可能性があると。
そうなると、大して盛り上がらないまま雰囲気で終わり、「この子微妙だったな」なんて低評価を付けられるなんてかもしれません。
そう考えると、「自分と波長の合うOBOG」のみにOBOG訪問をかけた方が確実に高評価がとれる可能性が高まるので良いですよね。
自分と波長のあったOBOGは、おそらくその友人も同じような人である確率が高いので、その方から紹介してもらえる他のOBOGも、自分と波長があう可能性が高いです。
(5)感謝を形で示す
OBOG訪問で筆者が意識していたこと5つ目は、感謝をしっかりと形で示すということ。
具体的にいうと、まずはOBOG訪問後のメールに非常に気を遣っており、「とにかく早くお礼メールを送る」&「熱を込めた文章」を心がけていました。
OBOG訪問での印象は、OBOG訪問中はもちろん、その後のお礼なりの対応も影響を与えますので。
また、複数回会っていただいて面接指導などをしてもらっていたOBOGに対しては、リボDなどをコンビニで直前に購入し、差し入れしたことも。
菓子折なんかは好みの問題もありますし、ちょっとワイロっぽくて気持ちが悪いので、リポDくらいがちょうど良いかなと。
OB訪問で高評価をとって選考を有利に
この記事では簡単に、OBOG訪問で高評価をとった筆者が意識していたポイントをご紹介してきました。
たとえ面接の評価に響かなくとも、OBOG訪問で高評価を得ておくことはOBOGの方に選考のお手伝いをお願いできる関係性構築にもつながるので非常に重要です。
ぜひとも今回ご紹介した意識することを自分なりに取捨選択しながら実践していただければ
それでは。