就活では総合商社や外コン・大手メーカー等から内定を獲得しました。
大手就活サイトのライター経験後、自分でサイトを作って”キャリアに役立つ情報”を発信しています。
2020年3月から、日本でも猛威を奮っているコロナウイルス。
大学の授業はオンラインへと移り変わり、企業も在宅勤務の体制が一般的となってきました。
そんな人と人の「対面」が敬遠されるこのご時世において、難しくなったのがOBOG訪問。
このように、大学生の皆さんにとって「OBOG訪問=今はやらなくて良いもの」という認識になっているかと思います。
この記事ではそんな大学生の方に向けて、「コロナ時代にこそOBOG訪問をオンラインで行うべき理由」をお伝えしていこうかと。
オンラインでOBOG訪問を行う方法についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
- 学生時代、総合商社を中心に就活
- OBOG訪問を50人以上実施
- 現在ではOBOG訪問を受ける側に
Contents
OBOG訪問をオンラインで行うべき理由
まずは、なぜこの時代においてOBOG訪問をオンラインで行うべき理由について。
結論から申し上げると、「対面でのOBOG訪問ができないから」という理由でOBOG訪問をしないのは機会損失だから。
外出自粛初期の頃は「コロナが明けた頃にOBOG訪問を行おう」という認識でも良かったのですが、今ではもうコロナが終息する見通しが立たなくなっていますよね。
そのため「今はOBOG訪問が対面でやりづらいから」という理由でOBOGを避けていると、気がつけば就活が終了しているパターンだってあり得てしまうわけです。
せっかく業界理解や企業理解、ひいてはキャリアプランの構築に繋がるOBOG訪問という機会を、そんな理由から逃してしまうのは非常に勿体ない。
学生生活が比較的忙しくなく時間がある今だからこそ、できる限り多くの業界・企業のOBOG訪問から話を聞いて、納得のいく就活の軸を創り上げるべきです。
だからこそ、オンラインという手段をうまく活用して、OBOG訪問をできる限り行った方が良いでしょう。
OBOG訪問をオンラインで行うメリット
対面よりも人の温度感や雰囲気が感じ取りづらいように思えるオンラインのOBOG訪問ですが、実は対面よりもメリットがあるもの。
ずっと対面でOBOG訪問を就活生時代にやりつづけてきた筆者にとって、今のオンラインOBOGが当たり前の時代の方が羨ましくさえ感じます。
その理由は下記の通り。
- 質問・話に集中することができるから
- ビジネスマナーに気を遣わずに済むから
- 短い時間でサクッとOBOG訪問ができるから
- 交通費・食事代が一切かからないから
①質問・話に集中することができるから
OBOG訪問をオンラインで行うメリットの1つ目は、質問・話に集中することができるから。
というのも、これまでのOBOG訪問はOBOGが休憩をとることができる「昼」に行われることが一般的でして。
そうなると必然的にOBOG訪問は食事をとりながらおこなうことになります。
これが地味に面倒でして。
なぜなら、OBOGの話を色々と聞きたいのにもかかわらず「食事をしなければならない」という重荷があるから。
お腹が空いていなかったり、食べるスピードが遅かったりするなか、食べるスピードをうまいこと調整しつつ、OBOGの話にも気を配るというは意外としんどいものです。
その点、オンラインのOBOG訪問であれば、わざわざ昼にやる必要もないため「食事をそもそもしなくて良く」OBOG訪問に集中できると。
結果として自分が本当に聞きたいことを深く聞くことができたり、OBOGと関係をうまく構築できチャンスが広がったりなどします。
②ビジネスマナーに気を遣わずに済むから
OBOG訪問をオンラインで行うメリットの2つ目は、ビジネスマナーに気を遣わずに済むから。
対面のOBOG訪問では「上座下座ってどっちだっけ」だったり「手土産とかいるのかな」だったり「やっぱりスーツで行った方が良いかな」など気になるものです。
こうしたビジネスマナーに関する不安事項を、ほぼほぼすっ飛ばしてOBOG訪問をできるのオンラインの魅力。
上半身だけ襟のあるシャツをきておいて、髪型も簡単にセットしておけばもうオールOKなので。
これまでの就活生が気にしなければならなかった、OBOG訪問での懸念事項が消えると。
OBOG訪問をしたいものの、なかなか実施に踏み切れない理由はこうしたビジネスマナー や気遣いが「なんとなく面倒」だったり「なんとなく怖い」だったりするものですので、格段にハードルが下がったなと感じます。
③短い時間でサクッとOBOG訪問ができるから
OBOG訪問をオンラインで行うメリットの3つ目は、短い時間でサクッとOBOG訪問ができるから。
従来型のOBOG訪問では、「会社エントランスで集合してからお店へ。そのあとお店から会社へ戻る」という移動が発生していました。
そのため、OB側としてはその分の時間を見積もった上で、実際のOBOG訪問よりも長いまとまった時間を確保しておく必要がありまして。
ただ、オンラインになると「接続」するだけで良いので、OBOG訪問のために毎回1時間程度スケジュールを確保する必要もなくなると。
そうなると、30分程度の短い時間でもOBOG訪問をこなせるようになるので、これまで「最低一時間から」という時間的ハードルがなくなり、短時間でサクッと話を聞くスタイルも可能に。
④交通費・食事代が一切かからないから
OBOG訪問をオンラインで行うメリットの4つ目は、交通費・食事代が一切かからないから。
これまでのOBOG訪問ではOBOGの会社近くまで交通費を出して移動し、場合によっては自分で飲食代を支払うなどのケースもありました。
一回単位でみればそこまでお金もかからないですが、何十人とOBOG訪問をすると考えると、塵も積もれば山となるで結構な額が飛んでいきます。
就活中はなかなかバイトや長期インターンにフルコミットしづらく、お金も貯金を切り崩していくことになるので、就活生にとってはかなりの負担となっていました。
その点、オンラインのOBOG訪問は自宅から移動することなく、飲食代も支払う必要がないので、金銭的な面でも楽になるなあと感じます。
番外編:色々とリスクが少ない
こちらは番外編として書いていますが、OBOG訪問に伴うリスクがなくなるというのも大きなメリットかなと。
昨今、OBOG訪問を通じたOB側の学生に対する不適切な言動がニュースとして騒がれていましたが、こうしたリスクもオンラインだと防ぐことができると。
実際に筆者がオンラインでOB訪問を受けてみて
ここまでOBOG訪問をオンラインで行うメリットを色々とご紹介してきました。
ここからは筆者が実際にOBOG側として、オンラインでOB訪問を受けて思ったことについて、率直な感想を述べていこうと思います。
筆者がコロナ拡大以降、オンラインでOB訪問を受けた学生は3名。1人あたり0.5~1時間程度で行いました。
こうしたオンラインでのOB訪問を経て感じたことは下記の通り。
本音でトークできる
他にも楽だなあ等、色々と思うことはあったのですが、対面と比較したときに大きく異なったのは「本音でトークできる」ということです。
というのも、対面でのOBOG訪問だと、不特定多数の人がいる開放的な飲食店で行うもの。
もしかしたら同じ会社の先輩がいるかもしれないですし、はたまた競合他社やクライアントも紛れている可能性があるので、当たり障りのない範囲でしか質問に回答できないなどの制約がありました。
ただ、オンラインのOBOG訪問だと自宅や会議室という、プライバシーの守られた空間でお話をすることができると。
そんなわけで、詳しい業務内容についてもお話ができたり、ぶっちゃけトークなんかもできたなというのが印象的でした。
やはり、対面よりもオンラインのOBOG訪問の方がメリットが大きいですし、ぜひ積極的にやっていただければと思います。
OBOG訪問をオンラインで行う手段
さて、ここからはOBOG訪問をオンラインで行う手段について。
大学の先輩や知り合いのツテで探すという手もありますが、それでは会えるOBOGの幅に限界があるもの。
キャリアセンターで名簿を参照するには大学へいく必要があり手間なので、基本的にはOBOG訪問アプリを使用するのがおすすめです。
世の中には様々なOBOG訪問サービスがありますが、筆者が就活生時代実際に使っていておすすめできるのは2つのみ。
それがこちら。
- ビズリーチ・キャンパス
- Matcher
①ビズリーチ・キャンパス
まずおすすめするOBOG訪問サービスは、ビズリーチ・キャンパス。
公式OBOG訪問ツールとして大手企業から採用されているだけあり、大手企業志望の方には非常におすすめできるアプリです。
伊藤忠商事・三井物産・三井不動産・大手広告代理店など、就活生からの人気が高い企業OBOGが多数見つけられることでしょう。
OBOG訪問をしたい方に向けてチャットを飛ばし、OBOG訪問の方法としてオンラインを指定するだけで簡単にオンラインのOBOG訪問ができます。
詳しくはヘビーユーザーが本音で語る-OB訪問に使えるビズリーチ・キャンパスの評判にてレビューしているので、気になった方は参照してみてください。
②Matcher
つづいておすすめするOBOG訪問アプリはMatcher。
ビズリーチ・キャンパスと比較して、人材やベンチャー企業のOBOGが多数登録しているという特徴があります。
UIがビズリーチ・キャンパスよりカジュアルで可愛らしいのが特徴的で、気軽に始めやすいかなと。
充実したオンラインOBOG訪問を
以上、コロナ時代においてオンラインOBOG訪問をおすすめする理由についてご紹介してきました。
OBOG訪問は最初に一人訪問するのが何だかハードルが高く敬遠してしまいがちなものですが、一回思いきってやってみるとハマっていくもの。
せっかくオンラインOBOG訪問という、対面OBOG訪問よりも気軽に話すことができる手段が生まれたので、ぜひチャンレンジしてみてはいかがでしょうか。
そんな方はとりあえず、OBOG訪問アプリをインストールしてみて、気になる企業名を一度検索してみることをおすすめします。
OBOGの経歴やプロフィール等を見ることができるので、そこから興味を持った方に向けて申請をしてみると良いでしょう。
どのアプリを登録すれば良いか分からないという方は、まずは多くの就活生が登録しているビズリーチ・キャンパスから始めるのがおすすめです。
ぜひ一度チェックしてみてくださいね。
それでは。