就活では総合商社や外コン・大手メーカー等から内定を獲得しました。
大手就活サイトのライター経験後、自分でサイトを作って”キャリアに役立つ情報”を発信しています。
意気揚々と就活ノウハウの記事を書いている筆者。
「SPIテストセンターの高得点ボーダーはこれだ!」だったり「総合商社内定のポイントは〜」なんて偉そうに語るなど、できる奴感を演出しています。
一部の読者さんは、筆者のことをこのように思われているのではないでしょうか。
しかしながら筆者。とんでもない数の失敗を重ねております。
思い出すだけでも嫌なのですが、みなさんに「しくじり先生」として「こんなことはやらかしたらダメだよ!」というものをご紹介しようかと。
Contents
【まだ笑える編】僕が就活でやらかした4つの失敗
ここから長々と筆者の就活における苦い思い出を振り返っていくわけですが、まずはライトなものから。
お茶目だな〜程度で済むものを集めてみましたので、雑談感覚で読んでください。
(1)OB訪問で肉だと思って食べたら骨だった
「しくじり」一発目は、OB訪問の骨事件。
総合商社のOB訪問でお洒落な本格派カリーのお店に連れていただいたときの出来事でした。
ある程度OB訪問のやり方にも慣れ、普段通り憧れの商社マンにカレーを食べながら適宜質問していたとき、そいつは突然現れました。
肉だと思って噛み締めた時、「ゴリ」という鈍い嫌な音が。
その正体は謎にゴツい骨でした。カレーがかかっていたため、全然見分けがつかないのです。
それからというものの、なんとか骨を噛み砕けないか試行錯誤しているのですが、微動だにしてくれない骨。
話に切れ目があればすっと目を盗んで口から出せるのですが、謎に盛り上がっているので僕は口をモゴモゴするしかありません。
5分くらい口に骨を入れながら喋った僕は限界を感じ、切り札「お手洗い」を召喚。なんとかその骨地獄から抜け出すことができました。
(2)パスタが全然巻けない
こちらも商社マンとのOB訪問での出来事。タリーズへ連れられたときのことです。
相対した商社マンの方は、商社マンの中でもかなり大人しめの方。
疲れ切っているのか、二日酔いなのかで、質問を止めるとすぐに沈黙になってしまうという問題がありました。
そこで、「絶対に沈黙を生まないマン」になること決めた筆者は、ひたすら会話の深掘りを行うことに。
今考えるとウザいほどに質問を重ねていたところ、美味しそうなパスタが到着しました。
今すぐにでも食べたい気持ちは山々なのですが、OB訪問では先輩が食べるまで待つ派の筆者。
大抵の場合、先輩が食べ始めたり「食べていいよ」と言ってくださるので、今回もそのパターンだと予測し、パスタにはノータッチ。
すると何ということでしょう。先輩が一切パスタに手を付けないではありませんか。
僕の質問に対して真摯に答えていただくあまり、おしゃべりが止まりません。
そして負けじと質問を切り返し続ける僕。
先輩のパスタ我慢と僕の質問切れのガチンコ勝負のゴングが鳴りました。
激闘の末、5分後に先輩がフォークを手に取ります。
「勝った」そう確信した僕もサラダに手をつけようとしたその瞬間。
先輩はなぜかフォークをテーブルに戻したのです。
10分後、先輩も遂にパスタを食べ始めました。僕のやっと食べることができます。
しかし、時既に遅し。パスタは一体化しました。巻こうとすれど塊でついてくるパスタ。食べれぬパスタ。
(3)最悪の体調で最終面接に臨む
季節は冬。インフルエンザが世間で流行っている時期です。
予防接種は行っていなかったものの、なんとなく「自分は大丈夫かな」と思っていました。
しかし最終面接の2日前。急に寒気と高熱に襲われます。
本来ならばすぐにでも企業に連絡を入れ、延期の申し出をすべきところなのですが、面接は月曜日の朝一。
体調が悪くなり始めたのは土曜日の午前中だったため、もう連絡が間に合わないと考えておりました。
一次面接ならば月曜日の朝にドタキャンの連絡を入れるというオプションもあったのですが、今回の面接は役員との最終面接。
そう考えた筆者は、「這いつくばってでも面接を受けてやる」と決意。
当日の朝、熱を図ると38度8分。これは絶対にいってはいけないヤツだと悟りながらも「信念を曲げるべからず」と根性が発動し、オフィスへと向かってしまいました。
解熱剤の力を借りることでヘトヘトになりがらもなんとか本社オフィスに到着します。
ただ、いかんせん全く頭が働きません。
このままでは確実に面接に落ちる。そう確信した筆者は、ストップした脳で解決策を必死に考えました。その答えがこちら。
そう、「レッドブル」。
こいつのおかげで大学の試験も一夜漬けで何とかしてきました。きっとどうにかなる。
そう思った筆者はコンビニへ直行。レッドブルを一気飲み。
そして最終面接へ。レッドブルのおかげで1時間の面接を無事耐え抜き、その場で内定を獲得しました。満足した僕は家に帰り、爆睡。
翌週、改めて面談でオフィスに行くと、何やらインフル厳戒令がしかれているようです。
バイオテロを引き起こしました。本当にごめんなさい。
皆さんも体調が悪いときには家にこもっていましょう。
(4)お腹すいていないのに天丼大盛りを食べる
こちらもOB訪問での出来事。
先輩から「美味しい天丼を食べに行こう」と言われたときのことです。
先輩から放たれる「大盛り食べるよな?」という圧に負けた僕。
大盛りを注文しました。
しかし、僕は少食。朝ごはんも遅めに食べていたため、お世辞にもお腹が空いているとは言えない状況。
ひたすら注文を後悔していました。
そして大盛りの天丼が到着。1500円くらいする上物です。
かなり美味しそうな見た目であり、「行けそうじゃん」と思い、エビを一口。
一瞬にして期待が砕かれました。味がひたすらに濃い。
ただ残すのはお店にも食材にもOBにも失礼なので、真剣に食べようとします。
でもOB訪問は喋りながら行うものなので、なかなか食が進みません。
そう確信した筆者は秘技「ES添削してもらえませんか?」を発動。
印刷したESを渡し、先輩の視線がESに集中している間、どんぶりをかきこみました。
何度か吐きそうになりながらも無事完食。天丼を見れない身体になりました。
【笑えない編】僕が就活でした2つの失敗
ここまで「まだ笑うことができるレベル」のやらかしたエピソードをご紹介してきました。
ここからが本題。本気でやらかしてしまった、笑えない経験談をご紹介します。
(1)履歴書を忘れる
これは、あるベンチャー企業の面接での出来事。
事前に参加していたイベントで高評価を得ていたのか、サマーインターンの特別選考に筆者は招待されていました。
志望度も高く、絶対にこの会社のサマーインターンに参加してたいと思っていたため、前日しっかりと面接練習も済ませておいた筆者。
当日も念には念を入れて20分前に到着しておこうと準備をし、家を出発しました。
電車に乗っている最中、改めて集合場所を確認しておこうとマイページをみておくことに。
集合場所、時間ともに予想通りです。当たり前ですが。
しかし、そのまま画面をスクロールしていると見覚えのない「持ち物」の欄が。
そこにはなんと「持ち物:履歴書」という文字が。
筆者、履歴書のための紙、ならびに証明写真を持ち合わせておりません。
しかし、もうまもなく最寄りの駅に到着。時間もすでに面接20分前。
電車内で滝のような汗が流ました。
そう悟った筆者は、「即席履歴書作戦」を決行。
写真撮影機の場所、コンビニの場所を電車内ですぐに検索します。
駅に到着後、ダッシュで写真撮影機を見つけなんとか撮影完了。ここまで8分経過。
次のステップは、コンビニでの履歴書とハサミ・ノリの購入。
目的地と若干違う方向にコンビニが位置していたため、ダッシュで向い到着。ここまで13分。
そのままオフィスへ直行。かなりの高層階ビルのためエレベーターも時間がかかります。
幸いにもロビーのようなスペースが存在していたため、そこで証明写真を切りはりしながらなんとか履歴書が完成。ここまで18分。残り2分。
なんとか企業の受付にギリギリで間に合い、達成感に包まれておりました。
そして面接本番。意気揚々と履歴書をカバンから出します。
出てくる折れた履歴書、ガタガタの写真。結果も惨敗。
(2)最終面接の日程を間違える
これは、サマーインターンが終わり、ある外資系企業から最終面接に招待されたときの出来事。
サマーインターンでは”難関ベンチャー”と呼ばれるインターンに全滅し、外銀の選考では途中から質問もされなくなった筆者にとって、「サマーインターン直後に最終面接」など、まさに青天の霹靂でした。
世界的にも有名な企業から内定をもらえる可能性にウキウキとしていた筆者。
前日に志望動機の確認を終え、家でダラダラとリラックスをしていたときの出来事。
何やら知らない番号から不在着信が2件ほど入っています。
不思議に思っていると、またちょうど同じ番号から電話がかかってきました。
それに出てみると、どうやら相手は明日受ける予定の人事担当者だそう。
リマインドかなと思いつつ話していると衝撃の一言が。
筆者の予定帳では「面接は明日」になっているので「いやいやいや」と思いながら保留ボタンを押し、マイページにログインしました。
すると、最終面接は「月曜日」という文字が。
そのときはなんと火曜日。僕の夏は終わりました。
なんとかならないか少し交渉してみるものの、「冬にも選考があるからまたチャレンジして」と言われ、チャンスは消滅。
翌日、親にこのことは言えず、「頑張ってくる」という言葉を残し、謎にスーツを着て私服可のイベントに繰り出しました。
やらかさない就活を
酷い失敗だったでしょう。「笑えない編」の失敗を実際にすると、尋常じゃない量の汗と変な浮遊感に襲われることを就活で初めて知ることができました。
こんな感覚、味わう必要なんて一切なので、就活生の皆さんは筆者のような失敗をしないよう注意してくださいね。
DOPPUでは総合商社や外資系コンサルをはじめとしたトップ企業の内定獲得ノウハウをまとめています。
ぜひみなさんの就活に役立てていただければ幸いです。それでは。