受験者の正答率によって、出題される設問が変化するSPIテストセンター。
SPIテストセンターの時間が足らなかったり、逆に早く終わってしまったりして不安を感じている方も多いことでしょう。
上記のような思いを抱える方に向けて、SPIテストセンターの所要時間と、終了時間と評価の関係性について解説していきます。
SPIテストセンターを14回受験し、ボーダーの高い企業で通過率100%だった筆者が経験をベースに編み出した法則性なので、きっと参考になるはず。
ぜひ参考にしてくださいね。
SPIテストセンターの所要時間・回答時間による評価の目安・早く終わる場合の評価
Contents
SPIテストセンターの所要時間・時計表示
まずは、SPIテストセンターにかかる所用時間と時計表示について解説します。
SPIテストセンターの所要時間
各科目ごとのSPIテストセンター所要時間は下記の通り。
SPIテストセンターの所要時間
- 能力検査:35分
- 性格検査:30分
- 英語検査:20分
- 構造把握:20分
能力検査は、言語と非言語の試験あわせて35分程度。
一問ごとに制限時間が設けられており、一定時間がすぎると次の問題へ強制的に移動するという特徴も。
試験中にじっくりと考える余裕はなく、スピーディーに回答することが求められる試験です。
SPIテストセンターの時計表示
つづいては、SPIのテストセンターの時計表示について。
すでにテストセンターで受験された方はご存知かとは思いますが、SPIテストセンターは時計の持ち込みが不可能です。
そのため、テストセンター受験画面に表示される「時計」を目安に回答を進めていく必要があります。
SPIテストセンターの時計表示
内側の円は「回答数」に関する表示で、外側の円は「時間」の表示。
全ての問題を回答し終える(内側の円が満たされる)か、制限時間に達する(外側の円が満たされる)と、SPIテストセンターは終了となります。
SPIテストセンターの時計から読み解く評価
つづいては、SPIテストセンターの時計表示から読み解くことができる、試験結果の評価について。
SPIテストセンターでは「時計表示から評価を予測できる」と述べてきましたが、科目によっては判断ができないものもあるので、まずはそこから解説をします。
時計表示から評価を推測できる科目/できない科目
SPIテストセンターの時計表示から判断できる/できない科目は下記の通り。
- 能力検査:低評価〜普通の評価
- 性格検査:影響なし
- 英語検査:影響なし
- 構造把握:影響なし
問題が正答率によって評価が変化しない「性格検査」や「構造把握」は、早く終わったとて全く問題なし。
英語はそもそも判断がしづらく、「制限時間」というよりは「出題された長文の数」での判断の方が有効的ですので、時間による影響は「問題なし」と言えます。
一方、能力検査(言語+非言語)は出来不出来によって出題される問いが大きく異なるので推測が可能です。
SPIテストセンターが早く終わる場合の評価
それではまず、SPIテストセンターで早く解き終わった場合の評価について。
早く解き終わった場合は、下記のような時計表示になります。
SPIテストセンター「早く終わった場合」
早く終わる場合は、内側の円が満たされて試験が終了するパターン。
この「早く終わるパターン」は、高い評価は期待できないでしょう。
というのも、早く終わるパターンは短時間で回答できる、難易度の低い暗記/計算問題ばかり出題されている可能性が高いから。
先ほども申し上げましたが、SPIテストセンターは人によって出題される問題が変化する試験形式。
前半に出題された設問の正答率が高ければ「もっと難しい問題を与えてどこまでいけるか試してみよう!」となるのですが、正答率が低いと一向に簡単なゾーンから抜け出すことができません。
視力が良い人はスイスイと見えづらい記号の向きを試されるのに対して、視力が弱い人はずっと大きな記号の向きを試され続ける。
SPIテストセンターも同様に、言語/非言語能力が低い人はずっと簡単な設問を試され続けてしまうというわけです。
そのため、同じ一問ではあるものの、回答に時間のかかる「長文」や「推論」をほとんど聞かれないので、簡単な問題ばかりで規定の問題数に達してしまうと。
そんなわけで、正答率が低い人は試験が早く終了してしまうというロジックでした。
SPIテストセンターが終わらない場合の評価
つづいては、SPIテストセンターが終わらない場合の評価について。
「6割~7割くらいしか解けないで終わるパターン」は、単純に問題を解くスピードが遅く間に合っていないだけなので、あまり評価が期待できません。
ただ、下記図のような「8割~9割で終わるパターン」は、条件次第では高評価の確率が高いでしょう。
SPIテストセンター理想像
筆者がSPIテストセンターに14回通い詰めるなかで、「今回はかなり手応えが良い」と感じた受験時の時計は、すべて上記のような状態でした。
言語では長文が「1~2つ」出題され、非言語では「推論が全体の半分,かつ推論の半分がチェックボックス形式」であり、時計が上記のようなパターンであれば、間違いなく高得点です。
出題された問題形式をベースに評価を考察し、補助的に時計表示を参考にすると良いでしょう。
SPIテストセンターが早く終わってしまう場合は、評価が低い可能性が高い。
回答率が8~9割まで達し、言語では長文・非言語では推論が多数でているようであれば、高い評価である可能性は高い。
SPIテストセンターに入念な対策を
以上、この記事ではSPIテストセンターの所要時間や「早く終わってしまった場合の評価」「高得点の可能性が高い時計表示」について解説してきました。
サクシューではSPIテストセンター対策コンテンツを多数紹介していますので、ぜひご活用いただき高得点ボーダの企業を突破していただきたい。
出題される問題によって高得点ボーダーを見極めることについては、【通過率100%】SPIテストセンターで高得点を確信できるボーダーとは?にて紹介しているので、あわせて参考にしてください。
それでは。
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