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SPIテストセンターの高得点ボーダー知ってる?
色んな企業で選考ステップに挟み込まれている「テストセンター」。大概リクルートが出しているSPI形式が多いかと思います。
就活生のみなさん、どれくらいテストセンター対策出来てますか?胸を張って「大丈夫」と言えなきゃ、あっさりSPIで切られますよ。
特にMARCH・地方国立大・関関同立・それ以下の就活生は要注意。
テストセンターで著しい結果を残せなければ、学歴を理由にバッサリ落とされてしまうので。企業も暇じゃないので学歴を理由にバンバン切り落としていくのが普通です。
ちなみに早慶上位学部でも、総合商社クラスになると遠慮なく落とされるので早慶生も油断しないようにしてください。
就活サイトのテストセンターの高得点ボーダーは意外と当てにならない
「さあ、テストセンター対策を始めよう」と思って皆さんは著名な就活サイトを開いたことでしょう。
しかし、残念な事に就活サイトには「テストセンターの高得点目安」なんて記事が意外とありません。
その理由は「不確定要素の強い情報を掲載するのはリスクがあるから」です。あったとしても、色んな就活生の情報を継ぎ接ぎしていたり、情報が古かったりして信頼性が薄い。
そのため、「明らかに嘘」と思えるような情報までもが堂々と書かれていたりするのが実情。某有名就活サイトのライターを務める僕が自信をもってそう言えます。
なぜこのサイトの「テストセンター目安」は信頼できるか
このサイトの「テストセンター高得点ボーダー目安」が信頼出来る理由。
それは、19卒として就活をしていた僕が、高得点が必要とされる企業のES・WEBテスト選考の通過率が100%だから。
SPI形式のテストセンターが課される企業の中でもボーダーが高いとされる、「三菱商事」「伊藤忠商事」を始めとした商社や、「ゴールドマン・サックス」「野村総合研究所」「三井不動産」等を通過しているデータです。
これらの企業すべてに使いました際に出題された問題形式、正答率をメモしていたのでそちらをこの記事では公開します。
情報鮮度・情報精度ともに高いので、この記事のデータを元にテストセンター対策を進めてください。
そもそもSPIのテストセンター評価システムはどうなってる?
テストセンターで高得点を取るには、まずSPI形式のテストセンターがどのような評価システムなのか知ることが大事。
テストセンターとは、各科目7段階の評価が下される「偏差値形式」のテストです。評価が高ければ7、低いと1になります。
各企業はこの偏差値の合計、もしくは各科目ごとに基準を定めており、それ未満であれば足切りが行われるシステムです。
企業ごとに重要視する科目が違う
偏差値評価が行われる、という事実以外にも知っておきたいポイント。
それは企業ごとに重要視する科目が違い、「非言語は1.5倍評価に換算する」などの企業もあるということです。
実際に総合商社の人事部長から聞くことが聞いた情報なので信憑性は高いかと思われます。
だからこそ、全ての科目で高評価を取るように対策をしておきましょう。
テストセンター各科目ごとの高評価ボーダーについて
さて、ここからが本題。テストセンターで高評価の目安となるボーダーについて解説しましょう。科目ごとに解説をしていきます。
【言語】テストセンターの高評価ボーダー
「国語」のような試験で、読解能力などを問うテストセンターの「言語」。
この科目で、高評価をとるためには「長文」の設問が1題以上必要です。もし「長文」が出ていないとすれば、低い評価といって間違いないでしょう。
なお、同じ長文でも「抜き出し」の設問があればより評価が高いとされていました。文字数が多ければ多いほど良いようです。
回答者の正答率に従って問題も変化するのがテストセンターなので、「難しい読解の長文が出ると高評価」というのは納得がいきますよね。
なお、稀に長文が2題出る場合もあります。僕の友人にも一人だけ2題出たバケモノがいました。がしかし、長文が1題出ればある程度の高評価なので1つで十分です。
言語は前半部分の「語彙の意味」や「文章並び替え」は同じ問題が出やすいので、何度もテストセンターに通うことで問題さえも暗記してしまいましょう。
【非言語】テストセンターの高評価ボーダー
言語の試験を終えたあと、すぐに始まる「非言語」の試験。算数のような形式で、計算能力等を問う形式ですよね。
非言語で高評価が取れたかどうかは、「推論」の設問数で判断しましょう。
また、推論の中でも「チェックボックスをクリックして回答する設問」が多ければ多いほど良いとされていました。
問いた設問の半分以上が推論だとOK。チェックボックス形式がそのうちの半分だと良いでしょう。
推論、特にこのチェックボックスの問題は難易度が高いので、何度もこの推論形式がでると確実に高評価。反対に計算問題や簡単な速度残ばかりだと評価は低いです。
【英語】テストセンターのボーダー
商社など、特定の企業のテストセンターに必要とされる「英語」。ここは正直判断が難しいのですが、長文の数で評価が決まることは確実です。
長文が4つ出れば確実に高得点です。帰国子女の友人は基本的に4つ出ている人が大半でした。
ただ、僕自身はTOEIC800後半以上のスコアで長文3つ。このくらいの出来でも問題なかったので、3つだからと言ってダメ!というわけではありませんのでご安心を。
【構造的把握力】テストセンターのボーダー
英語と同じく、特定の企業で必要とされる「構造的把握力」。これは評価が不可能。なぜなら問題が出来によって変動しないから。
何度もこの構造的把握力の試験は受けましたが、毎回聞かれる設問形式はほぼ同じ。外資系戦略コンサル内定者の友人などに教えてもらいましょう。
僕が実際に使いまわしたテストセンターの出来
テストセンター通過率100%だった際の出来は以下の通り。
(1)SPIテストセンターの言語
テンプレ通りの問題(語彙の意味・並び替え等)→長文3タブ選択形式(チェックボックス)→語彙の意味→語彙の意味→終了
(2)SPIテストセンターの非言語
4タブ→推論(選択)→集合3タブ→推論(チェックボックス)→推論(チェックボックス)→計算→推論(選択)→料金→終了
(3)SPIテストセンターの英語
テンプレ通りの問題→長文→長文→長文→終了
SPIテストセンターの高評価ボーダーを知ったら
テストセンターの高得点ボーダーをひたすら解説してきました。
ちなみに、ご存知かとは思いますがテストセンターは時間内に終わらないもの。8割の問題数を制限時間内に解けているくらいが評価高いはずなのでご参考までに。
テストセンターは甘く見ていると痛い目見たり、就活終盤にES提出を同時進行して対策甘めになりがちなもの。
僕の友人もそれで商社全滅して意気消沈している人が結構いました。頭がある程度良いからって油断せず、ナツメ社のテキストでしっかり対策しておきましょう。
他にも多数就活記事書いているので、ぜひ参考にしてください。内定実績は自己紹介ページまでどうぞ。
それでは。