就活では総合商社や外コン・大手メーカー等から内定を獲得しました。
大手就活サイトのライター経験後、自分でサイトを作って”キャリアに役立つ情報”を発信しています。
早期就活組や総合商社志望の多くが受ける外資系総合コンサルティングファーム。
このような疑問を抱える就活生のために、この記事では「外資系総合コンサルの志望動機書き方」を例文つきで解説します。
- 外資系総合コンサルから内定獲得
- 本選考にて書類選考通過率100%
ぜひ参考にしてください。
Contents
外資系総合コンサルにおける志望動機の重要性
確かに外資系コンサルは一般的な日本企業とは異なり、「学生時代頑張ったこと」や「志望動機」を聞かれる機会が多くありません。
いくら学生時代の経験や志望動機がしっかりしていようとも、結局は「実力次第」なので。
書類選考の段階では論理構成のみ整っていれば問題ないでしょうが、結局最終面接などで志望動機について尋ねられるから。
そこできちんと説得力のある志望動機を伝えることができなければ、「入社意思なしの箔付目的」とみなされ、オファーが出ないことも。
外資系総合コンサルの志望動機伝え方
外資系総合コンサルにおける志望動機の重要性をご理解いただけたところで、ここからは志望動機の伝え方をご紹介。
基本的に伝える事は以下の4点です。
- なぜコンサル業界が良いか
- なぜ外資系が良いか
- なぜ総合が良いか
- なぜ〇〇(企業名)が良いか
上記の4事項をロジカルに説明できるよう、事前に作文しておきましょう。
ありきたりですが、筆者は下記のように回答していました。
(1)なぜコンサル業界が良いか
プロジェクトのスパンが短く、幅広い業界の案件に携わることができるから
(2)なぜ外資系が良いか
日系より実力主義の度合いが強い傾向にあるから
(3)なぜ総合が良いか
絵に書いた餅では意味がないから
ごく一般的な回答ですが、この思考に至るまでの流れを原体験を交えて説明できれば問題ありません。
外資総合コンサル別の志望動機
外資総合コンサルの志望動機伝え方をご理解いただけたでしょうか。
ここからは「4.なぜ〇〇(企業名)が良いか」部分のお話。
各外資系総合コンサルティングファーム別に、志望動機例をご紹介していきます。
BIG4 デロイトの志望動機例文
まずはBIG4のデロイトから。
デロイトの特徴は下記の通り。
- 若手時代の「プール制」
- ITではないピュアなビジネス戦略が多め
デロイトは後述のPwCと異なり、早い段階から特定部署に配属されることはないプール制が特徴。
じっくりと自分自信が関わりたい領域を見定められるという点は魅力的かと思います。
加えて、デロイトはBIG4など他外資系総合コンサルと比較して、IT以外のピュアなビジネス戦略案件が多いという特徴も。
PwCでいうところのStrategy&のように戦略部門が別会社となっていないため、戦略案件にも関われるチャンスがあるようです。
BIG4 デロイトの志望動機例文
上記デロイトの特性を踏まえた上での、志望動機の例文はこちら。
「様々な業務領域に興味関心があり、特定領域に絞り込めていない現状。そのため、若手社員のプール制がある貴社に惹かれた」
ここで注意すべき点は「思考不足」や「受け身」といった姿勢が伝わらないようにすること。
このように思われぬよう、面接中は「色々と思考した末に絞りきれなかった」という旨を伝えられると良いでしょう。
BIG4 PwCの志望動機例文
つづいてはデロイトと同じくBIG4であるPwCの志望動機伝え方に関して。
PwCの特徴を踏まえると、下記が志望動機のキーワードになるかと。
- 特定領域への強い興味関心
- 人・社風
デロイトの志望動機例文でも説明しましたが、PwCは早い段階から特定領域に配属される制度。
金融や物流など、興味がある分野に例に挙げつつ早いうちから専門性をつけたいことを伝えるのがおすすめ。
あくまでも個人的な感想ですが、PwCは外資系総合コンサルのなかでは多少ウェットな風土。
外資系コンサルのドライさが気に入らない方は、「複数の外資系総合コンサルを見比べた上でPwCが最も肌に合った」と伝えると良いと思います。
BIG4 PwCの志望動機例文
上記PwCの特性を踏まえた上での、志望動機の例文は下記の通り。
「早期から〇〇領域の専門性を高め、〇〇という目標を達成したい。貴社は他コンサルと異なり早期から専門性を高められるので〜」
「事業内容ももちろん重要だが、共に働く人の雰囲気・組織の風土はそれ以上に重要だと感じている。なぜなら〜(具体例)」
BIG4 KPMG/EYの志望動機例
残りのBIG4であるKPMGとEYの志望動機例をまとめてご紹介します。
両者に共通する志望動機のキーワードはこちら。
日本オフィス開設から日が浅い
無理やり絞り出した感が満載ですね。
ただ、デロイトとPwCと比べると個性が弱いため仕方がない。
KPMGはRPA領域が強いというのはあるかもしれないが、EYは本当に分からないとのこと
明確なファクトとしてあるのは「デロイト・PwCと比較するとまだ日本オフィス解説から日が浅い」ことなので、この要素を使うとよいでしょう。
もちろん、実際にインターンに参加してみて無理やり「社風・人」というビッグワードを使うのも手です。
オフィス開設から日が浅くまとまりはないものの、みな自由闊達にできる風土だと個人的には捉えています。
BIG4 KPMGとEYの志望動機例文
上記KPMGとEYの特性を踏まえた上での、志望動機の例文はこちら。
「インターンに参加した際に感じた貴社の〇〇という社風に惹かれ〜」
「日本オフィスの開設から日が浅く、他社と比較して若手にもチャンスが回ってくるのではと考えた。」
アクセンチュアの志望動機例
続いて紹介するのはアクセンチュア。
BIG4ではないものの、外資系総合コンサル界においてBIG4と同等ないしそれ以上の影響力があるのでご紹介しておきます。
アクセンチュアのキーワードは下記の通り。
- IT領域の知見
- 広告領域への進出
ビジネス課題を解決するITシステムの導入や、企業のIT戦略構築に長けているとのとこ。
加えてアクセンチュアは近年、広告領域へ急速に拡大しているのも特徴的。
クリエイティブエージェンシー等、右脳部分に強いカンパニーの買収を通して影響力を拡大しているようです。
アクセンチュアの志望動機例文
上記アクセンチュアの特性を踏まえた上での、志望動機の例文はこちら。
「業界屈指のIT戦略知見を保有する貴社で、日本企業の業務改善に貢献したい」
BIG4 デロイト志望の就活生へ
スカウト型就活サービス「キミスカ」のトップページをみてみると、デロイトトーマツも参加企業に入っていました。
キミスカ参加企業
NTTデータ、ロート製薬、キリン、キャリアデザインセンター、Sansan、ADWAYS、毎日新聞社、デロイトトーマツ、ミニストップ、一条工務店、松屋、オプト、レバレジーズ、住友不動産販売、ニトリ、三菱電機、アステラス製薬、面白法人カヤック
JapanGateway、itcore、conceptgate、onesty、OPTiM、豆蔵、GEOCODE、TOTAL SERVICE、essence、幕末、LOCUS、INTERSPACE、テンワス、Asgent、リラク、G-FOOT、MBS、養老乃瀧
記入したプロフィールが魅力的であれば、デロイトから特別選考の案内が来る可能性があります。
登録済の方はぜひコンサル受けするプロフィール内容にアレンジしてみてください。
外資系総合コンサルの志望動機を作ってみよう
外資系総合コンサル「BIG4+AC」の志望動機例をこの記事では紹介してきました。
冒頭にも述べましたが、いくら外資系コンサルと言えど、志望動機は考えておく必要があります。
今回ご紹介したキーワードをもとに一度志望動機を作成してみてはいかがでしょうか。