SPIテストセンター能力検査の冒頭に出題される「言語」の問題。
難解な語句の意味選択や、長文読解など厄介な問題に苦しめられている就活生も多いことでしょう。
上記のような思いを抱える就活生に向けて、SPIテストセンター言語編の問題形式や対策方法をご紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね。
SPIテストセンター言語編の問題形式・対策方法
Contents
SPIテストセンター言語編の問題形式
それでは早速、SPIテストセンター言語編の問題形式についてご紹介していきます。
すでにSPIテストセンター言語編の問題形式を知っているという方は、読み流してくださいね。
SPIテストセンター言語編の問題形式
SPIテストセンター言語編の問題形式は下記の通り。
言語編の問題形式
- 語句の意味/用法
- 二語の関係
- 文/文節の並び替え
- 空欄補充
- 長文読解
①②は、語句の意味を知っていれば解ける問題。
「邂逅ってどんな意味?」や「具体ー抽象と同じ関係性を持つ選択肢はどれ?」など、いわゆる国語の試験で聞かれるような設問が用意されています。
③④は、与えられた選択肢のうち、補充/並べ替えると自然な文章になる選択する問題。比較的短めの文章をベースに考える問題です。
実は、⑤の長文読解は序盤の正答率が高かった方にしか表示されないボーナス問題。
比較的長めの文章を読み込み、文中に当てはまる接続詞を選択したり、文章の内容と合致するものを選択したりすることが求められる設問です。
本番のSPIテストセンター試験と同様のレベルの問題が格納されているので参考になります
SPIテストセンター言語編で見られていること
以上、SPIテストセンター言語分野で出題される問題形式をご紹介してきました。
国語の試験に近しいSPI言語編では「読解力」が試されていると思われがちですが、それだけでなく、広い意味でのコミュニケーション能力が見られています。
ビジネスをするうえで他者とのコミュニケーションは避けては通れないものです。
SPIテストセンターの言語編では、基礎的なコミュニケーション能力に問題がないかどうかを見られていると言うことを覚えておいてください。
SPIテストセンター言語編の対策方法
以上、SPIテストセンター言語編の問題形式について解説してきました。
ここからはSPIテストセンター言語編の対策方法をご紹介します。
先ほども申し上げた通り、SPIテストセンター言語編で聞かれる設問は下記の通り。
- 語句の意味/用法
- 二語の関係
- 文/文節の並び替え
- 空欄補充
- 長文読解
言語編で高得点を取る上で重要なことは、①②の簡単な問題で確実に正答すること。
そして、比較的頭を使う③④も解答のコツを掴むことで正答率をあげ、長文読解に挑む権利を獲得することです。
「語句の意味/二語の関係(①②)」・「並び替え/空欄補充(③④)」で確実に正答するための対策を進めていきましょう。
それぞれ、対策法をご紹介します。
語句の意味/二語関係の対策法
SPIテストセンター言語編における「語句の意味/二語の関係」への対策方法は下記の3つ。
- SPIテストセンター問題集で演習
- SPIテストセンター受験語、逐一単語メモ
- 試験本番では時間をかけずスピーディーに解く
①テストセンター問題集で演習
語句の意味/二語の関係の正答率を高めるためにはまず、テストセンター問題集で演習を積みましょう。
語句の意味は単純に暗記勝負なので、いかに多くの語句に触れられたかが勝負になります。
ナツメ社のテキストに掲載されている単語を網羅しつつ、StudyProのようなSPI対策アプリで語句に触れ続けると良いでしょう。
「二語の関係」は実は数パターンしかレパートリーがないため、ナツメ社の問題集に掲載されている設問をすべて解答できるようになればOK。
単に問題集に掲載されている二語を覚えるのではなく、「具体⇄抽象」「原因⇄結果」など、関係性のパターンを暗記するようにしてください。
②SPIテストセンター受験語、逐一単語メモ
テストセンター問題集で演習を終えたあとは、実際のテストセンター試験を受けるなかで出現した単語を逐一メモしてストックしておきましょう。
というのも、SPIテストセンターを何度も受けていると同じ設問とあたることが多々あるから。
SPIテストセンターはメモ用紙を持ち帰ることが禁じられているので、できる限り試験中にわからなかった単語を暗記しておきましょう。
試験を終えスマホをロッカーから取り出し次第、直ぐにメモ帳に書き込むことをおすすめします。
並替/空欄補充の対策法
SPIテストセンター言語編における「並替/空欄補充」への対策方法は下記のとおり。
- テストセンター問題集で回答のコツを掴む
- 何度もテストセンター受験を重ね、見慣れた問題を増やす
①テストセンター問題集で回答のコツを掴む
並替/空欄補充の対策でまず重要なことは、先ほどと同じくテストセンターの問題集で回答のコツを掴むことが重要です。
一見難しいように思える並び替え・空欄補充も、「接続詞」「指示語」「前後の文章」に着目するコツを掴めば、簡単なパズルのように解くことができるようになります。
設問:アからオの意味が通るように並べ替えた場合、オの次に来る文章を選びなさい。
ア 温暖化を止めることは人間自らのためでもあるのだ。
イ 人類は未だ数多くの問題を抱えたままだ。
ウ 具体的には毎年世界中の森林の1%が減少しており、地球の気候は大幅に変化しやすくなりつつある。
エ 地球温暖化はその中でも1つの大きな問題である。
オ それにより人間の生活も、より過酷な環境にさらされてしまうようになると推測される。
いかがでしょう。やっぱり難しそうですよね。
ただ、「前に文章がなければ成り立たない表現」が結構隠れているものです。赤字でマーキングしてみました。
設問:アからオの意味が通るように並べ替えた場合、オの次に来る文章を選びなさい。
ア 温暖化を止めることは人間自らのためでもあるのだ。
イ 人類は未だ数多くの問題を抱えたままだ。
ウ 具体的には毎年世界中の森林の1%が減少しており、地球の気候は大幅に変化しやすくなりつつある。
エ 地球温暖化はその中でも1つの大きな問題である。
オ それにより人間の生活も、より過酷な環境にさらされてしまうようになると推測される。
選択肢アの文章中に登場する「人間自らのためでも」という表現は、先の文章で「**のために大切である」という文章が登場しないと不自然な表現ですよね。
選択肢ウも「具体的には」でいきなり文章が始まるためには、先立って何らかの説明が必要。
エ・オも「その・それ」という指示語が登場しているということは、前にその言葉を指す何らかが必要となるので、必然的に「イ」が1番目の文章であることがわかります。
上記のような「接続詞」「指示語」「前後関係」に着目するクセは、問題集の演習を通して獲得できるので、まずは演習を積むことが大事です。
②何度もテストセンター受験を重ね、見慣れた問題を増やす
つづいて、並替/空欄補充の対策で重要なことは、何度もテストセンター受験を重ね、見慣れた問題を増やすこと。
語句の問題と同じく並替/空欄補充の問題も、何度もテストセンターを受けていると被りが発生するものです。
語彙の意味ほど単純な問題ではないので、問題の暗記という点は難しいのですが、一度見たことがある問題は前回考えた「貯金」が生きてきます。
SPIテストセンター言語編は、語句の意味/二語の関係・並び替え/空欄補充を徹底的に対策して、ボーナスステージ長文を出現させられるようにすべし。
演習を通して単語を暗記/回答のコツを掴み、テストセンターを複数回受験することで見慣れた問題を増やすことが効果的。
徹底的なSPIテストセンター言語対策を
以上、SPIテストセンターの言語編対策方法をご紹介してきました。
努力を怠らずきちんと対策をして、テストセンターのボーダーを突破するようにしましょう。
他科目の対策記事は【能力検査の極意】SPIテストセンター通過率100%が語る対策法まとめにてご紹介しています。
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