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長所はシンプルな構造で書くべし
(1)日系外資業界問わず複数トップ企業から内定を獲得した実績
(2)大手就活サイトで300本以上の記事を執筆経験
(3)社会人視点での就活攻略 を武器に就活記事を書いています。
「学生時代頑張ったこと」「志望動機」「自己PR」などと合わせて、たまにESで聞かれることのある「長所」に関する質問。
などなど、長所の書き方で悩まれている方も多いことだろうと思います。
そんな方に向けて、今回はESで簡単に長所を書き上げられる「型」をご紹介しようかと。
国内トップの総合商社、デベロッパー、コンサル、消費財メーカー、自動車メーカーなどの書類選考を全て通過したノウハウですので、きっと皆さんの役に立つはずです。
長所と自己PRの違いは?
まずは長所と自己PRの違いからご説明しましょう。
結論から言うと、違いはありません。
ESで長所を聞かれたときには自己PRのために作成した文章をそのまま引用しても全く問題が無いでしょう。
ただ、自己PRは400字などまあまあなボリュームで聞かれる一方、長所は短所と組み合わせて聞かれる場合が多く、文字数の制限が厳しい場合があります。
そのため、長所は伝えたいメッセージをよりコンパクトに伝える必要があるといえるはずです。
ESを書くときのポイント
長所の型をご紹介する前に、まずはESの書き方全般にまつわる注意点を解説します。
気をつけるべき点は色々とありますが、基本的には以下のことに気をつければ大丈夫です。
- 接続詞をしっかりと付ける
- 語尾に工夫を加える
①接続詞をしっかりと付ける
①についてですが、これは「ESを箇条書きのまとめ」みたいにするな、ということです。
というのも「私はサークル活動を頑張った。サークルには集客に問題があった。SNSで運用を頑張った」みたいな文章は駄目だということですね。
何でかというと、文章が論理的では無いからです。
文章の前後に繋がりがないため、非常に読みづらくなってしまうんですね。
それによって情景も伝わりづらいし、論理的思考力も全く伝えられません。
②語尾に工夫を加える
①の「箇条書きをやめる」という点と似た内容ですが、文章の語尾に変化をもたせることが大事だと個人的には思います。
正直、「絶対に必要か」と聞かれればそうでも無いかもしれませんが、格段に読みやすい文章になるのでおすすめです。
「〜でした。〜しました。〜でした。」みたいに「た」を連続させるのではなく、余裕があれば「〜でした。〜だからです。〜成功」みたく変化させてみてください。
ESで長所を書くときの型
それではESで長所を書くときの型をご紹介しましょう。
- 私の長所は〇〇です。
- このような状況下で長所をバリバリ生かしてきました。
- だから、貴社でも〇〇を使って活躍できます。
必要なのは、この3つの要素だけです。
①では端的に長所を述べるだけ。③は業界の仕事で求められる能力を調べておいて、そこに長所を結びつけると良いでしょう。
②に関しては、基本的に「状況/組織の課題」「その原因」「行った工夫」「行動した理由」「成果」を述べればOK。
- この組織には〇〇という問題が。
- そこで〇〇したところ、〇〇という問題が判明したので、〇〇という工夫をしてみた。
- 困難なときもあったけど〇〇という思いから粘った。
- そうこうしてたら成功してた。
この型に当てはめて文章を作成してみてください。
ESで長所を書くときの注意ポイント
ESで長所を書くときの型をご紹介してきました。
ここからはそんな長所を書く上での注意点をもう少しだけ補足しておきます。注意すべき点はこちら。
無駄な文章は極力削ろう
ESで長所を書くときの注意ポイントは、先にもお伝えしたとおり「コンパクトに、伝えるべきところはしっかりと文字数を使って書く」ということです。
そのため、字数制限が厳しい分、無駄な文章は削ることを心がけてください。
じゃあどんな箇所なら削れるの?という点に関してですが、個人的には「課題の原因」は削ってもOK。
重要なのは「その人なりの工夫」なので、状況説明は端折っても問題ありません。
長所のESを実際に書いてみよう
長所に関するESの書き方を今回はご紹介してきました。
頭では分かっていても、実際にESを書こうとなると苦戦することが多いでしょう。
そんなときは、今回ご紹介した「3つの軸」からまずは埋めてみて、そのあとに肉付けをするとうまくいくと思います。
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そこらの就活ブログでは出せないクオリティの情報、大手就活サイトでは言えないタブーにとことん追求していく就活サイトです。
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他にも色々なES設問の解説をしているので参考にしていただけると幸いです。
