自己PRの構成は至ってシンプル
(1)日系外資業界問わず複数トップ企業から内定を獲得した実績
(2)大手就活サイトで300本以上の記事を執筆経験
(3)社会人視点での就活攻略
を武器に就活記事を書いています。
色んな企業のESで聞かれがちな自己PR。
納得のいく文章が書けず、詰んでいる方も多いことでしょう。
ただ、自己PRはシンプルな型に当てはめて作成していけば、短時間でクオリティの高い文章にできるものです。
この記事では僕が就活生の頃に活用していた型をご紹介します。
国内トップの総合商社、デベロッパー、コンサル、消費財メーカー、自動車メーカーなどの書類選考を全て通過したときのものですので、ぜひ参考にしてくださいね。
ES書くときの注意ポイント
自己PRの書き方を知る前にまず学んで欲しいのが、ES全般に関わる書き方の注意点。
以下のことは注意しておきましょう。
箇条書きにしない
ESを書く上で注意したいのが「箇条書きにしない」ということ。
悪い例としてはこんなかんじ。
私が頑張ったことは中華料理屋のバイトだ。
ホール業務を担当した。課題は売上がたっていないことだった。
お客さんの回転率が悪いという問題が理由だった。
店員同士のコミュニケーションを強化した。成果があがった。
内容も勿論酷いのですが、それ以上に淡々と書きすぎていて読みづらいです。
ESのゴールは「面接官にその当時の情景をしっかりと伝え、能力があることを連想させること」ですので、箇条書きで羅列するのではなく、繋がりのある文章を作成するほうが良いでしょう。
内容はそのままで、書き直すとこんな感じ。
私が頑張ったことは中華料理屋のバイトである。私はホール業務を担当していた。
当時、この店舗には売上不足という課題があり、その原因を調べたところ回転率が理由だと判明。
そこで、店員同士のコミュニケーションが重要だと考えた私は、〇〇を実行した。
その結果として、○することに成功。
今回変更したポイントは「接続詞を文頭につけること」「語尾に変化をつけること」です。
文章の前後でつながりが見えてくるほか、「〜た。〜た。」という悪い例の文章と違い、多少読みやすくなったと思います。
面接官にとって読みやすい文章を心がけてください。
自己PR書くときの注意ポイント
ESの書き方全般への注意点が理解できたところで、次は自己PRを書く上での注意ポイントをお伝えします。それがこちら。
仕事との関連性がある強みを書く
自己PRを書く上で注意すべき点は「仕事との関連性がある強み」をピックアップするということです。
私の強みは笑顔です。
くれぐれもこのような回答はしないようにしましょう。
「この子は頭が弱いのかな?」って思われます。
自己PRのゴールは面接官に「この子なら弊社で活躍してくれそうだな〜」と思わせることなので、そのような強みをプッシュすることが大事。
ですので、「笑顔」とかゆるふわな回答は避け、企業が欲しがるような自己PRを伝えるようにしましょう。
自己PRの書き方
ながながとESと自己PRを書く上での注意点をお伝えしてきました。ここからは自己PRの型をご紹介していきます。
- 私は〇〇な人間です/私は〇〇という強みがあります。
- このような状況下でも〇〇を活かし、成功させてきました。
- だから私は〇〇が必要な貴社でも活躍することができます。
このように、①強みを紹介し、②その根拠となる経験を示した後に、③再現性があることを伝えるのがポイントです。
②の文章では所謂「学生時代頑張ったこと」 を少し短くしたバージョンを書くイメージですね。
穴埋め形式で自己PRを完成させようとするとこんなかんじです。
私は〇〇することができる人間です。
学生時代、〇〇という活動のなかでこの力を発揮しました。
当時、〇〇という厳しい状況でしたが、〇〇という思いから、〇〇という工夫を加えることで状況を改善したことがあります。
これは私の〇〇があったからこそ出来たことであり、貴社でも〇〇という力を生かして〇〇ができると考えています。
このテンプレ通りに無理やり合わせようとすると妙な文章になりかねないので、適宜みなさんの経験に合わせて変化させるようにしてください。
効率よくESを完成させよう
自己PRを書くときのポイントをお伝えしてきました。
ESはウダウダ悩みながら書こうとすると全然終わらないものです。
先輩や今回の記事を読んで「この型使えそう」と思ったものがあれば、遠慮なくパクって使いましょう。
サクサク就活対策を進めて、有意義な時間を過ごすようにしてください。
このサイトはこんな感じ。
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