就活をするうえで、避けては通れない自己分析。
自己分析をやらなければならないのは分かっているけれど、具体的にどう進めれば良いかわからず、悩まれている方も多いのではないでしょうか。
上記のような思いを抱える就活生に向けて、自己分析のやり方を丁寧にご紹介します。
簡単に自己分析ができる方法や、じっくり時間をかけながら自己分析できるやり方も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
簡単にできる自己分析のやり方+じっくりできる自己分析の方法
Contents
今すぐに取り組める!自己分析のやり方
それでは早速、効率的な自己分析のやり方をご紹介します。
就活生時代、さまざまな自己分析方法を試していた筆者が考える「これさえやれば大丈夫!」といえる自己分析のやり方は下記のとおり。
今すぐにできる!自己分析のやり方
- モチベーショングラフをかく
- 自分史をつくる
(1)モチベーショングラフをかく
自己分析のやり方でおすすめしたい方法1つ目は、モチベーショングラフをかくこと。
モチベーショングラフの例
モチベーショングラフとは、心の浮き沈みに着目した自己分析方法。
感情の揺れ動きをグラフで表現し、大きな変化がある箇所に着目し、変化の理由を分析していく自己分析のやり方です。
作り方は非常に簡単。
まずは左端に原点を設定し、「小学校/中学/高校/大学」の順番に、記憶を思い返しながらテンションの上がり下がりを直感的にグラフをかいていけばOKです。
先ほどお見せしたモチベーショングラフはあくまでも完成系ですので、もっとラフなフリーハンドのグラフをまずは作ってみましょう。
フリーハンドで描いたモチベーショングラフ例
上記の画像くらい、ぐねんぐねんのグラフでOK。手持ちのノート等で作成することをおすすめします。
フリーハンドでなんとなくグラフの骨格が作ることができたら、もっと細かい期間でグラフを再考してみたり、感情の動き具合をより細かく捉えてみたり。
自分の人生をすべて網羅できるよう、精緻にモチベーショングラフを作成していきます。
より細かく表現したモチベーショングラフ
ひととおりグラフを書き終えた後は、ポジ⇨ネガなど「逆向きに変化している箇所」「急激に上がり/下がりしている箇所」に着目し、理由を考察してきましょう。
変化の理由を分析していくことで、「自分はどんなことが好き/嫌いなのか」「大事にしたい価値観はなにか」などを紐解いていくことができます。
(2)自分史をつくる
自己分析のやり方でおすすめしたい方法2つ目は、自分史をつくること。
自分史には各社さまざまなやり方を提示していますが、筆者がおすすめするのは「これまで所属してきた組織・活動に着目しながら、自分史をつくること」です。
自分史の作成例
組織や活動単位で掘り下げていく理由は、「自己分析漏れ」を防ぐため。
というのも、よくある自分史は「中学/高校/大学」といった比較的大きなセグメントでザックリ分析してしまい、本来大切な経験を見逃してしまいがちだから。
過去の経験も「部活」ばかりに着目することなく、「クラスではどんな存在でどう感じていたのか」「習い事ではどんな思いを抱えていたのか」などを紐解くと意外な発見が見えてくるでしょう。
そんなわけで、「中学/高校/大学」よりももっと細かく分析できる「所属していた組織・活動」ベースでの分析をおすすめします。
自分史では、「その組織で担っていた役割・キャラ」「やってよかったこと」「嫌だったこと」「当時ハマっていたこと」を書き出していきます。
下記のように、表計算ソフトや紙をつかって過去の経験を洗い出していきましょう。
一通り洗いだすことができたら、縦のラインで結果を観察してきます。
下記のような視点で、自分史を観察してみてください。
- 自分はどんな役割を担うことが多いのだろう?
- どんな役割の時、自分は充実感を感じていたのだろう?
- 「良かったこと」に共通する要素はなんだろう?
- 「嫌だったこと」に共通する要素はなんだろう?
- 「ハマっていたこと」に共通する点はなにかありそうか?
自分史を見ながら上記のような問いを考え、「好きなこと」「嫌いなこと」「得意なこと」「苦手なこと」を言語化できるまで分析を続けていきます。
以上のモチベーショングラフ・自分史をやることで、自己分析に必要な「好きなこと・得意なこと・大事にしたいこと」が揃うわけです。
モチベーショングラフは、感情の起伏に着目した自己分析のやり方。一方、自分史は過去の経験を活動・組織単位で棚卸ししていく自己分析のやり方。この2つのやり方を実践することで、自己分析の目的である「好きなこと・得意なこと・大事にしたいこと」が見えてくる。
じっくりできる!自己分析のやり方
以上、今すぐにできる自己分析のやり方を2つご紹介してきました。
ここからは「もっとじっくりと自己分析がしたい!」と言う方に向けて、自己分析のやり方をご紹介します。
ネットに転がっている情報をかいつまみながらする自己分析には限界があるので、筆者は「自己分析シートが詰め込まれた本」を使っての自己分析をおすすめします。
筆者がおすすめしたい自己分析本は下記の通り。
「大事なこと」「得意なこと」「好きなこと」を言語化するための90問ワークが用意されており、これが大変自己分析に役立ちます。
90問のワークはじっくり考えたり、他人から意見を聞いてみたりすることが求められるので、自己分析終了までに2週間程度かかってしまいはするのですが、深い自己分析にはぴったり。
筆者もつい最近この本を1週間で読破+2週間かけてワーク実施していたのですが、やはり時間がかかるだけあって得られる発見も非常に豊富。
なかなか見つけづらい「やりたい仕事」をきちんと言語化することに役立つので、時間に余裕のある就活生の方にはぜひトライいただきたい。
このほかにもおすすめしたい自己分析に役立つ本は、自己分析対策に本は必要なのか?効率的に進められる本を3つご紹介!にてご紹介しているので、合わせて参考にしてください。
じっくりと自己分析をしたいなら、ネットに転がっているやり方でやるよりも、自己分析シートがきちんとついている自己分析本でやるべき。筆者のイチオシは「世界一やさしいやりたいことの見つけ方」。
簡単できる!自己分析のやり方
つづいては「時間があまりないので簡単にできる自己分析のやり方が知りたい!」と言う方に向けて、サクッとできる自己分析のやり方をご紹介します。
おすすめしたい自己分析のやり方はズバリ、「性格診断ツール」を使うこと。
質問に回答していくだけで、みなさんの性格や強み・弱みを定量的に表現してくれるので、非常に簡単です。
筆者も就活生時代、性格診断ツールを漁るように試していましたが、そのなかでもお勧めしたいのはAnalyzeU+。
OfferBoxという就活サービスの診断ツールなのですが、251問という驚異の問題数で精度の高い診断結果を出してくれるのでおすすめです。
【最新版】自己分析に役立つ、就活生におすすめの性格診断ツール6選!にて、簡単に自己分析ができるツールをまとめていますので、こちらも参考にしてくださいね。
性格診断ツールを使えば、簡単に自己分析をすることが可能。質問に答えていくだけで、定量的に性格や強みを判断してくれるのでおすすめ。
正しい自己分析のやり方で効率的な就活を
以上、この記事では自己分析のやり方についてご紹介してきました。
今すぐにできるモチベーショングラフ・自分史や、じっくり自己分析をするための自己分析本、簡単で自己分析ができる性格診断など。
みなさんのニーズにあった自己分析のやり方を選んで、実際に自己分析を進めていただければと思います。
それでは。
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