就活では総合商社や外コン・大手メーカー等から内定を獲得しました。
大手就活サイトのライター経験後、自分でサイトを作って”キャリアに役立つ情報”を発信しています。
そんな自己分析のやり方で悩む就活生に向けて、「効率的に進められる自己分析のやり方」をご紹介します。
就活ではトップ企業の内定を総ナメし、大手就活サイトでライターをしていた僕が考えに考え抜いた自己分析法ですので、ぜひ参考にしてください。
Contents
就活生が自己分析をやるべき理由
まずは自己分析をやるべき理由を正しく認識しておきましょう。
半分正解で半分間違い。
確かに人生を振り返ることは重要ですが、本当に大事なことは「将来どうなりたいのか」を明確にすること。
というのも、やりたいことが全く決まっていないなかで闇雲に就活をするのは非効率的だから。
自己分析をすることで自分の理想像をクリアにすること。そうすれば理想像を達成するためにはどんな業種・職種につくべきなのかがわかり、就活の指針も決まるものです。
おっしゃる通り。就活もマラソンと同じで、目標をはっきりさせないと効率的に進むことができません。
必要です。この理由については、自己分析は本当に”いらない”のか?やるべき理由と方法を就活生に解説にて熱弁しているので、あわせて参考に。
効率的な自己分析のやり方2選
確かに、自己分析は時間がかかるものです。
なんたって、自分の人生を振り返るんですからね。逆にサクッと終わったら悲しいくないですか。
ただ、自己分析は2パターンだけやっておけば大丈夫。
僕も就活生時代、色々な自己分析のやり方をググり、本でインプットしては試していたのですが、結局は2つの方法に落ち着きました。
それがこちら。
- モチベーショングラフ分析
- コミュニティ・イベント分析
ひとつ一つ詳しくみていきましょう。
(1)モチベーショングラフ分析
僕がおすすめする自己分析のやり方ひとつ目は「モチベーショングラフ分析」です。
これは、心の浮き沈みに着目した自己分析方法。
これまでの人生のなかで自分の気持ちがアガッた瞬間とサガった瞬間を時系列順に書いていきます。
イメージはこちら。
モチベーショングラフ

縦軸にモチベーション。横軸に時の流れです。
モチベーションがガクッと下がったポイント、反対に急上昇したポイントに着目することがこの分析のミソです。
自分のモチベーションが上下した理由を掘り下げることで、「自分がハッピーになる要素」「自分を不幸せにする要素」が見えてきます。
これはすなわち、自分がキャリア形成においても大切にすべき要素。
上のグラフくらいの粒度でも参考になりますが、もっと詳細に分析した方が自己分析の精度は上がります。
個人的には「1年」のスパンで振り返るのがおすすめです。
(2)コミュニティ・イベント分析
僕が自己分析のやり方で2つ目におすすめするのが「コミュニティ分析・イベント」です気がつけば僕が編み出していました。
これはこれまで所属してきたコミュニティや転機となるイベント一つ一つに焦点を当てて分析するやり方。
それぞれの「良い・嬉しかった点」と「悪い・嫌いだった点」を徹底的に書き出し、自分にとって重要な価値観を明らかにしていきます。
コミュニティ・イベント分析

モチベーショングラフ分析では分析しきれなかった細かい点もカバーすることができます。
まずご自身のコミュニティとイベントを徹底的に洗い出すことから始めてみてください。
詳しくは【就活の軸が決められない方へ】例文で見つけ方を徹底解説にて説明しているので、こちらもどうぞ。
もっと自己分析を効率的に進めるコツ
そんな欲張り就活生には「ある程度仮説を持った上で自己分析をすること」をおすすめします。
たとえばの話ですが、みなさんがインターンで「無印良品の強みは何か考えよ!」というお題が与えられたとするじゃないですか。
そして回答数3000人の「顧客アンケート結果」だけ配布されたと。この場合、どっちの就活生の方が早く終わりそうですかね?
アンケート結果3000件か…ものすごく時間かかりそうだから急いで3000件目を通すか。
そのあと見えてきた強みをまとめよう。
3000件ね…一から全部目を通しているとかなり時間かかりそう。
ある程度あたりをつけてからスタートした方が良いかな。
無印良品のファンがやってそうなインスタとかブログの情報をもとに「無印良品の強みは〇〇」ていう仮説をまず立てちゃおう。
ただ仮説1つだけだと崩れた時に痛いから3つくらい考えておこうかな。
そのあと仮説の裏付けとなる回答をアンケートから引っ張ろう。
明らかに後者の方が早そうですよね。
というのも、前者の子は必死に3000件データをみた後、なんとなく思い浮かんだ仮説を確かめるためにまた3000件のデータに目を通すことになるから。
最初から複数パターンのゴールを考えておき、それを検証するためにデータをみていく方が工数が少なくてすみます。
自己分析のやり方も先ほどの無印良品の例と同じです。
ある程度「自分の強みは〇〇」と考えた上で、その裏付けとなるものがないかを検証するために自己分析をやる方が早くおわります。
自己分析は性格診断ツールを使い倒せ
無印良品とは違い、自分の強みはネットに転がっていません。
なので、自分で性格診断ツールを使って「世間一般と比べた時の自分の特徴」を掴みましょう。
そうすればある程度「自分はA、B、Cという特徴がある」ということが見えてきます。
【最新版】自己分析に役立つ性格診断の出来る就活サービスまとめではありとあらゆる就活サービスの無料で受けられる性格診断ツール試した筆者が、本当に良かったものをご紹介しいてるので、是非参考に。
今すぐに知りたいという方に向けて2つだけおすすめの性格診断サービスをご紹介。
「じっくり性格診断をやりたい」ならばOfferBox。
「サクッと性格診断をやりたい」ならばユアターンがおすすめです。
性格診断サービスを使って自己分析を効率的に!
自己分析のやり方を紹介してるつもりが少々暴走し、「自己分析を効率的に進めるための方法」まで紹介していました。
ぜひ今回ご紹介したポイントをもとに自己分析を進めていただきたい。
もっと自己分析について知りたいという方は、【完全版】トップ企業内定者が語る-就活生へ捧ぐ自己分析の極意にてまとめているのでこちらをどうぞ。
それでは。
