ほぼ全ての企業で聞かれると言っても過言ではない「志望動機」に関するES設問。
上記のように、ESにおける志望動機の書き方に悩める就活生は多いことでしょう。
この記事では、「ES志望動機の設問で見られているポイント」から「書くべき事項の整理方法」「具体的な書き方」まで丁寧に解説をします。
総合商社や大手マスコミ・大手日系メーカーなど、志望動機がガッツリ内定に関わる企業から複数内定を獲得した筆者のノウハウですので、きっと参考になるはずです。
Contents
ESで志望動機を伝える上での注意点
まずはESで志望動機を伝える上で知っておきたい注意点を知っておきましょう。
注意点は以下の2点。
(1)入社がゴールでは無いことを示す
ESの志望動機を書く上で注意すべきこと1つ目は「入社がゴールでは無いことを示す」ということ。
企業側は「自社で活躍して売上を上げ続ける人材」が欲しいわけなので、「入社後もバリバリ働きますよ!」という新入社員が欲しいわけです。
そのため、「年収の高さ」や「居心地の良さ」だけをアピールするのはナンセンス。
その業界で達成したい夢や目標と志望動機と紐付けることで、入社後もモチベーションを高く維持して働けるということを示しておきましょう。
(2)競合ではダメな理由を述べる
業界への志望動機を示したあとは、「なぜ同じ業界の他の企業ではダメなのか?」を志望動機で書いてあげるようにしましょう。
企業側は、内定までの多くの時間・コストをかけた就活生が他の企業に流れることを恐れています。
そのため、「他の企業ではなく、御社だけに行きたい」というメッセージを企業側に与えることで志望動機の高さを伝えることが重要です。
OB訪問や業界研究を通して理解した、他社との差異をESの志望動機に盛り込むことで、思いの強さを伝えましょう(演じましょう)。
ESで志望動機を伝える型
志望動機を伝える上での注意点を理解頂けたでしょうか。
ここからは、ESで志望動機を伝えるための型をご紹介します。
- 私には〇〇という目標があります/〇〇という仕事がしたいと考えています。
- それは△△という理由があるからです。
- だから□□業界で仕事をしたいと考えています。
- 貴社は他の企業とは違い▽▽という点があるとお伺いしました
- そのため、〇〇という目標を達成できそうだから志望します。
ESの志望動機欄に必要な要素は上記の5つのみ。
面接本番ではこれ以外にも伝えるべき点はありますが、文字数の限られているESではこれで十分です。
入社後もバリバリ働けることを裏付ける「目標」を志望動機の冒頭で書き、その理由となる体験談をまずは記載。
その次に同じ業界の競合ではダメな理由を記載してまとめればOKです。
ESを書く上での注意点
ESで志望動機を書く上での「型」をご紹介してきました。
これで志望動機は書けると思いますが、念の為ESを書く上での注意点もご紹介しておきましょう。
志望動機の設問だけでなく、あらゆるESの設問に答える上で注意すべき点は以下の通り。
(1)接続詞をしっかりと使うこと
ESで文章を書く際には、しっかりと文頭に接続詞を付けてあげるようにしましょう。
というのも、接続詞が無いと文章に繋がりが見えず、論理の飛躍が生じてしまう可能性が高いからです。
今回ご紹介した志望動機の型をご覧いただければ分かると思いますが、「だから」「そのため」などの接続詞があることで文章に繋がりが生じていますよね。
ESは文章作成能力も見られているものなので、接続詞を使って論理的な文章を書ける能力も示しておきましょう。
(2)語尾を工夫すること
語尾というのは「私は貴社を志望しています。」という文章で「ます」に当たる部分のことを指します。
この語尾をずっと「〜ます。〜ます。〜ます。」と同じにするのではなく、変化を加えてあげるようにしましょう。
というのも、Bという思いがあるからです。
私はCという活動をしてきました。
こんな感じですね。
このように語尾に変化を付けた方がテンポよく読める文章になり、面接官の頭にイメージしやすい文章になるので、心がけるようにしてください。
型を使って志望動機のESを書いてみよう
ESで志望動機を書く上での型をご理解いただけたでしょうか。
むやみやたらに志望動機を書くのではなく、しっかりと型を押さえた上でESを書き、効率的に志望動機を書き上げるようにしてください。
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志望動機以外にも「自己PR」「長所」「短所」などの書き方をご紹介しているので、こちらも参考にしてくださいね。