ほぼ全員がリクルートスーツを着用する本選考と違って、特に服装の規定がない長期インターン。
どのような服装をして長期インターンの面接や出勤に臨めば良いのか、悩まれている方も多いのではないでしょうか。
上記のような思いを抱える方に向けて、この記事では長期インターン面接・出勤時の服装について解説をしていきます。
冒頭で結論を申し上げますが、よほどのことがない限り「私服でOK」。
長期インターンの面接を複数回経験し、実際に2社で2年間インターンをした筆者の経験ベースに解説をするのできっと参考になるはずです。
長期インターンの服装が私服でOKな理由。面接や出勤時に注意点。
長期インターン面接の服装が私服でOKな理由
まずは長期インターン面接時の服装が、スーツではなく私服でOKな理由を解説します。
理由は主に下記の2点。
- 私服でもキッチリ感は出せるから
- リクルートスーツだとかえって違和感が出るから
①私服でもキッチリ感は出せるから
長期インターン面接時の服装がスーツではなく私服でOKな理由1つ目は、私服でもキッチリ感は出すことができるから。
そもそも、就活生の皆さんが長期インターン面接に挑むにあたって「長期インターン 服装」と調べているのは、「マイナスイメージにつながる服装を選びたくないから」ですよね。
ただ、そうした誠実さや清潔感は、リクルートスーツでなくとも演出することは可能。
ネクタイを付けずとも、襟付きのシャツを着ずとも、「ビジネスカジュアル」ライクな服装を選べば、万人受けする服装が完成します。
上記画像のような服装がまさにビジネスカジュアル。
男性の場合、ジャケットを羽織っておくとより誠実感が出せるので、左から二番目のような服装(紺ジャケット)が無難におすすめです。
クリエイティブ系の会社なら、もっと個性を出す服装でもOKですが、一般的な企業ならキレイ目な服装で挑むと良いでしょう。
②リクルートスーツだとかえって違和感が出るから
長期インターン面接時の服装がスーツではなく私服でOKな理由2つ目は、リクルートスーツだとかえって違和感が出るから。
企業の本選考や合同説明会では、ほとんどの就活生が真っ黒なリクルートスーツを着ているため、私服で参加した人は浮いてしまうものです。
実際、本選考では企業人事側もきっちりとしたスーツのケースが多いですし、周りの就活生もみなリクルートスーツなので、リクルートスーツは空間に馴染みます。
ただ、長期インターンはそもそも社員が結構ラフな格好だったり、面接を受ける就活生がほかにいなかったりするので、真っ黒なリクルートスーツはむしろ浮くと。
真っ黒なスーツなんて日常生活で就活以外に着る機会が冠婚葬祭くらしかないので、かなーり浮いてしまいます
長期インターンを募集しているベンチャー企業は、得てして下記のような雰囲気。
みなカジュアルな格好で出勤をしていることが多く、上記のようなオフィスに真っ黒なリクルートスーツ姿学生がくると、ちょっと違和感があると。
実際筆者も、金融機関の夏インターン選考帰りにスーツで、ベンチャー企業長期インターンの面接にいったところ「今日なんかあったの?」と面接官に質問されました。
長期インターン面接の服装では「誠実感・清潔感」さえ感じられれば良く、リクルートスーツだと「過剰感」が出る可能性もあるので、私服でOKです。
長期インターン出勤時の服装
つづいては、長期インターン出勤時の服装について。
これに関しては職種によって異なりますが、内勤系(ライター・マーケなどクライアントと接しないもの)であれば、超ラフでOKです。
営業系はお客さんに失礼のない服装が求められるので、先程ご紹介したビジネスカジュアル系の服装が好まれますが、内勤は誰から見られるというわけでもないので。
先ほどもご紹介した画像ですが、ロンT+パンツ+スニーカーでもOK。
筆者が長期インターンをしていたスタートアップ企業は物凄く自由だったので、「半袖Tシャツ+短パン+サンダル」という格好でも全然OKでした。
ただ、企業によっては「社員の服装が意外にかっちりしている」なんてこともあるので、初日はオフィスカジュアルで様子を見つつ、徐々に崩していくことをおすすめします。
長期インターンは私服で行こう
以上、この記事では長期インターンの服装について解説してきました。
ずっとこの記事でも申し上げてきたとおり、相手の気分を害さないような私服であれば、わざわざスーツを着なくとも全く問題ありません。
長期インターンの面接や出勤初日は、清潔感・誠実感が感じられる「ビジネスカジュアル」で臨み、徐々にラフな服装に崩してみてはいかがでしょうか。
それでは。
ついつい忘れがちな、短期インターンのES提出締め切り。
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