アルバイトよりも選考難易度が高い長期インターン。
長期インターンの面接を複数社受けたものの、なかなか受からないという方も多いのではないでしょうか。
上記のようなお悩みを抱える方に向けて、この記事では「長期インターンが受からない理由」を社会人目線から解説します。
学生時代、2社で長期インターンをしつつ、インターン生の面接をやっていた筆者が解説するのできっと参考になるはず。
長期インターンで受からない理由
長期インターンに受からない3つの理由
それでは早速、長期インターンで受からない理由を解説していきます。
筆者が考える、長期インターンに受からない理由は下記の通り。
長期インターンに受からない理由
- 質問に対する回答がずれている
- 回答から積極性が感じられない
- 求めるレベルのコミットが期待できなさそう
①質問に対する回答がずれている
長期インターンに受からない理由1つ目は、質問に対する回答がずれているから。
そもそも質問と全く違う回答をしていたり、面接官側の意図を汲み取ることができずトンチンカンな回答をしていたりするケースが該当します。
就活生は質問をされると「早く答えないと!」と焦ってしまいがちで、質問内容や意図をうまくつかめていないのにも関わらず、回答を無理に出してしまうことが多いです。
ただ、面接官側からすると「すぐに回答する」ことよりも「正しい回答をしてもらう」ことがよっぽど大事。
面接官はみなさんの内面を読み解くために、質問をとおしてコミュニケーションを図ろうとしているので、そもそも回答がズレる(=コミュニケーションがとれない)と内面の掘り下げようがないから。
面接官から質問された内容が理解しきれなかった場合は、「それって**という質問ですか?」「もう一度質問いただいても良いですか」と聞いてみてください。
②回答から積極性が感じられない
長期インターンに受からない理由2つ目は、回答から積極性が感じられないから。
質問に対して正しい回答自体はできているのですが、回答内容に問題があるケースです。
たとえば、学生時代の経験や志望動機を聞かれたときに、色々と語ってはいるものの、結局「なんとなく」みたく強い軸や意思が感じられない場合など。
長期インターンはアルバイトとは違い、「マニュアルが存在しないなか、自ら学び・考え・行動する」という姿勢が求められるものです。
正直、そんな立派な人間は早々いません。
ただ、長期インターンや本選考の面接を突破する人間は、事前に「積極的にうつりそうなエピソード構成」を考えた上で面接に臨んでいます。
面接対策をすることなく、ありのままの自分で面接に臨んでいるという方は、よほど優秀な方でない限り面接通過の可能性は低くなってしまうので、事前に対策をしておきましょう。
「学生時代頑張ったこと」は直接的でなくとも必ず聞かれるので、下記事項をまずは整理しておきましょう。
- 学生時代に頑張った経験は?
- その活動はどんなもの?
- あなたはそこでどんな役割?何をやっていた?
- 大変だったことは?
- どう乗り越えた?
その上で、「この答え方は積極性が感じられるだろうか?」と自己チェックをかけ、積極性が感じられるよう、内容を修正していきましょう。
ワンキャリアやユニスタイルに掲載されている内定者ESを参考にしても良いです。
③求めるレベルのコミットが期待できなさそう
長期インターンに受からない理由3つ目は、求めるレベルのコミットが期待できなさそうだから。
これは能力面のお話というよりは、「出勤可能な日数」面での問題。
長期インターン先としては「週4×8h/日」を期待しているにも関わらず、授業・サークル・ゼミの都合で「週2×8h/日」しか出勤できないなどの場合が該当します。
ほかには、卒業間近の大学4年後期に長期インターンを希望している場合など。
出勤日数が少なくなってしまうと、任せられる仕事に限界がでてしまい、雑用くらいしか任せられなくなってしまうから。
そうなると長期インターン生としてもモチベーションを保つのが厳しいでしょうし、モチベーションが低下したインターン生にすぐ辞められると長期インターン先としても困ると。
というのも、長期インターン生採用にかけた人件費/研修費が無駄になってしまうから。
だからこそ、長期インターン先は求めるコミットメントが期待できない学生は、採用しづらいというわけです。
長期インターンに受からない理由は3つ。
1つ目は、質問に対する回答がずれているから。2つ目は、回答から積極性が感じられないから。3つ目は、求めるレベルのコミットが期待できなさそうだから。
長期インターン応募先を増やしてみよう
以上、この記事では長期インターンが受からない3つの理由を解説してきました。
長期インターンはそもそも募集人数が少なく、母集団のレベルも高い選考になるので、なかなか受かりづらいもの。
選考慣れのためにも、複数社の長期インターン選考をうけてみることをおすすめします。
それでは。
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