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長期インターンとは何か?アルバイトとの違いを経験者が丁寧に解説!

長期インターンの記事アイキャッチ

じわじわと大学生のスタンダードになりつつある長期インターン。

就活の早期化に伴い、長期インターンが気になっている大学生も多いことでしょう。

 

長期インターンとはそもそも何なのかな?どんなことをやるんだろう
アルバイトと長期インターンの違いって何だろう..

 

上記のようなモヤモヤを抱える大学生に向けて、この記事では長期インターンとアルバイトの違いを丁寧に解説していきます。

大学生活をアルバイト2年+長期インターン2年に捧げた筆者が解説しますので、きっと参考になるはずです。

この記事を読めばわかること

長期インターンとはなにか。長期インターンとアルバイトの違い。

 

 

長期インターンとは何か?

まずは「長期インターンとはなにか?」について解説します。

長期インターンとは、「比較的長い期間、特定の企業で職業体験をすること」です。

短期インターンと違って、本物の業務をこなすという特徴があります。

 

どういうこと?

 

短期インターンは、企業の担当者から講義を受けたり、企業のPR動画をみたり、たまにワークをしたりと、「就活生=お客さん」といった感じでプログラムが決められてるもの。

一方、長期インターンは講座や研修などがほとんどなく、現場社員と一緒に、実在する業務のサポートから、いきなりスタートすることになります。

インターン入社後、業務に慣れ社員から評価されるようになると、サポート役ではなく自分がリーダーとして事業を回す裁量が与えられることも

 

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新入社員を早めに経験するといった感じでしょうか

 

短期インターンは、小さい子供たちが大人の真似事をする「キッザニア」のようなものですが、長期インターンは実際に業務をこなす「新入社員」と覚えておきましょう。

 

長期インターンとアルバイトの違い

ここからは長期インターンとアルバイトの違いについて解説していきます。

アルバイトと長期インターンの両方を経験した筆者が考える違いは下記の通り。

 

長期インターンとアルバイトの違い

  1. 長期インターンは、裁量が大きい。
  2. 長期インターンは、社員の経歴が多様。
  3. 長期インターンは、選考難易度が高い。

 

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それぞれ解説します

 

①長期インターンは、裁量が大きい

長期インターンとアルバイトの違い1つ目は、裁量の大きさ。

アルバイトは業務領域が明確に定められているほか、「接客マニュアル」や「指導ガイド」など、すでに完成されたやり方が確立されています。

そのため、アルバイト先の社員が定めた「正解」以外は基本的に認められない、裁量が小さい形態に

 

長期インターンは?

 

一方、長期インターンは最初こそ社員のサポート役から始まるものの、業務に慣れ社員から高い評価を得ると、実施作業だけでなく戦略構築から担当することができると。

アルバイトでは「店長・社員」しか許可されていなかった頭脳労働も、長期インターンならやることができます。

だから長期インターンの方がアルバイトよりも「裁量が大きい」と言えるというわけです。

 

higma
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裁量が大きい分、人に指図されず自分で動ける範囲が広がるため、やりがいが感じられやすかったり、成長の伸び代が大きかったりします。

 

②長期インターンは、社員の経歴が多様

長期インターンとアルバイトの違い2つ目は、社員の経歴が多様であること。

接客業や塾講師などのアルバイト先社員は、基本的に高校や大学卒業後、その道一本で飯を食ってきているプロフェッショナルな人たちです。

そのため、アルバイト先の社員は良くも悪くも同じようなバックグラウンドを持っている人が多いなと。

 

長期インターン先の社員は?

 

一方、長期インターン先の社員(特にベンチャー企業)は、大企業から中途入社してきた社員/ベンチャーを渡り歩いているエンジニア/美大卒業のデザイナーなど、多様な経歴を持つ人が集まっています。

そうした社員の方とコミュニケーションをとることで、同じ事象に対してもモノの見方が全然違ったり、自分にはないアイデアが出てきたりして、良い刺激になるだろうなと。

 

higma
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月並みな言葉ですが、価値観が広がります

 

③長期インターンは、選考難易度が高い。

長期インターンとアルバイトの違い3つ目は、選考難易度が高いこと。

先ほども書きましたが、長期インターンはマニュアルなるものが存在しないお仕事なので、基本的にアルバイトよりも難易度が高め。

そうなると、単純に「素直でいい子そうだから採用」なんてわけにはいかず、きっちり思考力等の能力面が面接ではチェックされます。

 

higma
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面接慣れしないてないと、トンチンカンな回答をしてしまい、お祈りメールを食らってしまうケースも多いです

 

また、アルバイト受験者層よりも母集団のレベルが高いこともその理由。

というのも、長期インターンに興味を持って実際に面接を受けに行く時点で、将来のことを考える思考力や一歩踏み出す行動力がある人間ですよね。

そうしたハイレベルな母集団の中で、一際光っていないといけない長期インターン選考はやはりアルバイトと比べて難易度が高いと言えるでしょう。

ポイント

長期インターンとアルバイトが違う点は3つ。

1つ目は、裁量が大きいこと。アルバイトはマニュアル範囲内でしか行動できないが、長期インターンは能力次第で社員と同等の業務ができる。

2つ目は、社員の経歴が多様であること。アルバイト先の社員は「接客一本」の人が多いが、長期インターンはさまざまなグラウンドをもった人が集まっている。

3つ目は、選考難易度が高いこと。難易度の高い業務をこなせることが採用要件であるほか、長期インターンに応募する母集団のレベルが高く、目立つためには相応の実力が必要なため。

 

長期インターンとアルバイトで変わらないこと

続いては、長期インターンとアルバイトで変わらないことについて。

実アルバイトと長期インターンで変わらないことは下記の2点です。

 

  1. 最初は雑用から始まること
  2. 給与水準

 

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補足していきます。

 

①最初は雑用から始まること

長期インターンとアルバイトで変わらないこと1つ目は、最初は雑用から始まること。

長期インターンは「いきなり難易度の高い仕事を任せてもらえる」と勘違いされているかたも多いのですが、実際はそうではありません。

「〇〇を調べておいて」「これ整理しておいて」など、誰でもできるような雑用から始まります。

雑用をきちんとこなしていくうちに信頼され始め、徐々に難易度の高い業務を任せてもらえるようになることがほとんどです。

 

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期待しすぎないようにしましょう

 

②給与水準

長期インターンとアルバイトで変わらないこと2つ目は、給与水準。

企業で長期インターンをするとなると、オフィスでバリバリ働いている姿をイメージして、「結構良い給料もらえるんじゃない?」と期待してしまう方も多いですが、実際はそうではありません。

成果報酬型の給与形態を採用している企業や外銀などの長期インターンは別ですが、基本的にアルバイトとそんなに変わらない1000円~1500円がマジョリティです。

 

ポイント

長期インターンとアルバイトで変わらないことは2つ。

1つ目は、雑用からスタートすること。徐々に信頼を勝ち取るにつれ、難易度の高い業務を任せてもらえるように。

2つ目は、給与水準。アルバイトと同じく、1000円~1500円の金額感が大半。

 

長期インターンとバイトの違いを理解したら

以上、この記事では長期インターンとアルバイトの違いに焦点をあてて解説をしてきました。

長期インターンは一見難しそうに思えてしまいますが、基本的に「慣れ」でどうにでもなるので、そこのあたりは心配しなくてもOK。

アルバイトでボーッと過ごす時間をぜひ長期インターンに充てて、充実した学生生活を送っていただければと思います。

それでは。

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マスコミ業界で磨耗している20代社会人。 就活では総合商社・外資IT・外資コンサル・日系コンサル・飲料メーカーから内定獲得。日系大手企業の内定を、最小の努力量で獲得するためのミニマルな就活メディア「サクシュー」を運営しています。
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