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日系外資問わず、多くの企業が選考のファーストステップとして組み込んでいるテストセンターでの試験。
初めてテストセンターに挑戦される方は、受け方や当日の流れ・持ち物などが分からないことでしょう。
このような就活生の疑問にお答えします。
テストセンター予約〜受験までの流れや持ち物について解説しているので、ぜひ参考にしてください。
- テストセンターにて14回受験
- 本選考テストセンター通過率100%
Contents
テストセンターとは?
テストセンターに受験されたことがない方のために、まずは「テストセンターとは?」からご紹介します。
テストセンターとは、「会場受験型の能力・性格試験」のことです。
試験形式は「SPI・GAB・TG-WEB」など様々ありますが、一般的に多くの企業が採用する試験は「SPI」。
詳しくはSPIとテストセンターの違いにて解説しているので、あわせて参考にしてください。
テストセンターと自宅WEBテストの違い
テストセンターでの試験は「専用会場でWEBテストを受験する」ということ以外にも、自宅受験方WEBテストと下記のような違いが。
- 正答率によって設問の難易度が変化
- 試験結果を他の企業に使い回し可能
- 構造把握・英語試験もオプションとして存在
①正答率によって設問の難易度が変化
テストセンターの特徴1つ目は、正答率によって設問の難易度が変化するということ。
自宅受験型のWEBテストでは、全受験者が同じ難易度の問題を解くことになりますが、テストセンターは別。
序盤に回答した問題の正答率次第で、後半に出題される問題が難しく、はたまた簡単になるカスタマイズされた試験です。
②試験結果を他の企業に使い回し可能
テストセンターの特徴2つ目は、試験結果を他の企業に使い回し可能ということ。
自宅受験型WEBテストでは、毎回受験をすることが求められますが、テストセンターは別。
他企業のテストセンターで受験した結果を、そのまま他の企業の選考にも使い回しすることができます。
テストセンターの高得点ボーダー目安にて詳しく説明しているので、あわせて参考にしていただければ
③構造把握・英語試験もオプションとして存在
テストセンターの特徴3つ目は、構造的把握力・英語試験もオプションとして存在すること。
自宅受験型のWEBテストでは、オーソドックスな言語と非言語だけですが、テストセンターは別。
企業によっては構造的把握力や英語を課しているケースもあるので、別途対策が必要に。
テストセンター練習台企業の記事にて、トップ企業のテストセンター科目をご紹介しています。
みなさんがいきたい企業の試験形式を確認しておいてください。
テストセンターの予約〜受験までの流れ
さて、ここからはテストセンターの予約〜受験までの流れを解説します。
まずはテストセンターの予約までの流れをまとめてみました。
テストセンター予約までの流れ
テストセンター予約までに必要なステップは下記の3点。
- STEP1テストセンターIDの登録
- STEP2テストセンター受験会場・時間の仮予約
- STEP3テストセンター性格検査の受験完了
①テストセンターIDの登録
テストセンター予約に向けて行うべき事項1つ目は、テストセンターのサイトにてIDを取得すること。
テストセンターの受験を求める企業側から「企業ID」なるものが提示されるとは思いますが、別途「テストセンターID」もログイン時に入力が必要となります。
テストセンターのホームページにて個人情報を入力後、IDが発行されるので控えておくようにしましょう。
②テストセンター受験会場・時間の仮予約
つづいてテストセンター予約にあたって必要な事項は、テストセンターの受験会場と時間を仮予約すること。
テストセンターのホームページにログイン後、企業IDを入力すると会場予約画面に遷移します。
案内に従って、皆さんにとって都合の良い試験会場を選択し、表示されている空き枠をクリックして仮予約を行いましょう。
③テストセンター性格検査の受験完了
テストセンターの予約にあたって必要となる最後の事項は、テストセンターの性格検査受験を完了させること。
能力検査はテストセンター会場にて行うことになりますが、性格検査だけは事前に受験することが求められます。
この性格受験を翌日のAM3時(土曜日の場合は翌AM2時)までに完了させなかった場合、仮予約がキャンセルになるので注意が必要です。
テストセンターの受付〜受験終了までの流れ
ここからはテストセンターの予約が完了した後の当日の流れについて。
テストセンターの受付から受験終了までの流れをご紹介します。
- STEP1会場到着後、受付手続き
- STEP2荷物を指定のロッカーに預け待機
- STEP3着席後、各自受験開始
- STEP4受付にて終了手続き
①会場到着後、受付手続き
テストセンター当日、まず最初に行うべきことは受付での手続き。
会場に到着後、受付の係員に受験票と身分証明書を提示しましょう。
受験票は「テストセンター予約後に送信されるメール」を印刷したものになります。
身分証明書は「写真付き」であることが求められるので、注意が必要です。
②荷物を指定のロッカーに預け待機
つづいてテストセンター当日に行うべきことは、荷物を指定のロッカーに預け待機すること。
テストセンター受験時は私物の持ち込み禁止のため、受付時に提示した受験票と身分付き証明書以外はロッカーに預けることに。
会場によってはロッカーが存在しないパターンもあるので、その場合は受験時の机下等に置くことになります。
ロッカーに預けたのち、自分が予約したタームの召集が開始するまで待機しておきましょう。
③着席後、各自受験開始
自分の受験タームが召集後、再度本人確認がテストセンター係員によって行われます。
受験票と身分証明書にて本人確認終了後、受験時の説明と自分の座席番号が通達。
指定された座席へ向かい着席後、テストセンターID等を入力しログイン作業を行うことに。
自分の好きなタイミングで試験を開始し、受験を進めましょう。
他にもトラブル発生時に係員を呼ぶためのボタンも用意されています
④受付にて終了手続き
無事テストセンターの受験を終了したら、荷物をもって離席することに。
試験時に使用した筆記用具一式や受験票・身分証明書をテストセンター係員に手渡し、終了の確認がとれたらテストセンターは無事終了です。
テストセンターの持ち物
ここまでテストセンターの予約・受け方など流れを解説してきました。
最後に、テストセンター受験時に忘れてはならない持ち物を改めてご紹介しておきます。
テストセンターに必要な持ち物
テストセンターに必要な持ち物は下記2点のみ。
- テストセンターの受験票
- 身分証明書(顔写真つき)
テストセンターの受験票は先ほどのご紹介した通り、テストセンター予約確認メールを印刷したものになります。
予約確認事項に書かれているID・氏名・タームなど全情報が表面一枚に収まっている必要があるので注意しましょう。
なお、プリントせずとも紙に受験情報をすべて書き写しておいた用紙を持っていてもOKです
身分証明書は顔写真がついている必要があるので、学生証や免許証等を持っていくと良いでしょう。
テストセンターに不必要な持ち物
テストセンターの持ち物が2点のみということが気になる方もいるでしょうが、本当に2点で問題ありません。
というのも、筆記用具等は持ち込み禁止であり、貸し出しされるものだから。
念のため、テストセンターに一見必要そうではあるものの、不必要なものもまとめておきました。
- 時計
- メモ用紙
- 筆記用具
テストセンター対策をきちんと進めておこう
この記事ではテストセンターの予約・受け方・持ち物について解説してきました。
テストセンターは企業によっては多くの人が足切りされてしまう選考。
面接にたどり着く前に落ちてしまうのは非常にもったいないので、きちんと対策をしてテストセンター本番に備えておきましょう。
【能力検査の極意】SPIテストセンター通過率100%が語る対策法まとめにてじっくり対策方法を解説しているので、ぜひご活用ください。