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【性格診断で落ちる理由】就活生は「嘘と矛盾」に気をつけるべし

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就活生のみなさん。

ウェブテストで受験が求められる「性格診断」を甘くみてはいないでしょうか。

 

能力検査はきっちり対策してるけど、性格診断はいつもサラッと終えているかも
性格診断の結果は最初の頃にやったデータを使い回している

 

上記のように、性格診断を甘くみている方は要注意。

なめられがちな性格診断ですが、テキトーに済ませていると「ESも能力検査も結構出来が良かったはずなのに、書類選考で落ちた!」なんてことになりかねません。

この記事では、「性格診断で落ちる理由」と対策のヒントを解説していますので、ぜひ参考にしてください。

 

そもそも性格診断で落ちるのか?

そもそも、本当に性格診断で落ちる可能性があるのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。

確かに、書類選考では「ES+能力検査+性格診断」の3要素を組み合わせた上で、合否の判断をしているため、正確には「性格診断がダメだったから落ちた!」と断言することはできません。

 

能力検査で最高値を叩き出していて、ESに書かれている学生時代の経験も素晴らしかったら、性格診断の結果なんて問題ないんじゃない?

 

上記のように、性格診断の重要性について、疑問を抱いている方も多いはず。

ただ、冷静に考えてみて欲しいのです。

分析力は素晴らしいけれど実直さに欠けている人が、素直さを第一に求める職場で馴染むことができるでしょうか。

思考力はずば抜けているけれど神経質気味な人が、ストレス耐性が求められる現場において活躍できるでしょうか。

対人能力は目を見張るものがあるけれど粘り強さに欠けている人が、一人黙々と粘り強く作業をするような職場でも活躍できるでしょうか。

 

higma
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難しいですよね

 

いくら能力や学生時代の経験が優れているからといって、応募した企業の社風や職務に求められる性格でなければ、「全く活躍できない人」になってしまうと。

そうした企業と学生のミスマッチを防ぐものが「性格診断」であり、企業側が性格診断を重視していないハズがないのです。

だからこそ、「性格診断で落ちる」という可能性は大いにあるということを、ぜひご理解いただければと思います。

ポイント

いくら優れた能力を持っていたとしても、その能力を発揮できる職場でなければ意味がない。性格診断はそうした「会社と学生の相性」をみるためのものであり、企業側は重視している。

 

性格診断で落ちる3つのパターン

以上、ここまでは「性格診断でも落ちることはある」ことについて理由を述べてきました。

先程の章と一部かぶる部分もありますが、ここからは「性格診断で落ちる人はどんな人なのか?」という点について、解説していきます。

早速ですが、性格診断で落ちる人は下記の3パターンです。

 

性格診断で落ちる3パターン

  1. 企業の社風/職務と全くマッチしていない人
  2. 性格診断において、嘘や矛盾の数値が高く出ている人
  3. 嘘や矛盾の数値は低いものの、面接でボロが出る人

 

higma
higma
一つ一つ解説します

 

①企業の社風/職務と全くマッチしていない人

性格診断で落ちるパターン1つ目は、企業の社風/職務と全くマッチしていない人。

前の章で具体例としてあげていた「思考力はずば抜けているけれど神経質気味な人×ストレス耐性が求められる現場」などがその例です。

いくら優秀であったとしても、企業側からすると「性格診断の結果を見る限り、ウチの会社では活躍できないだろう」という判断になるため、落とされることになります。

 

higma
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ただ、このパターンで落ちてしまった場合は「書類選考で落ちてしまった」という事実にショックを受けないでいただきたい。

 

仮にその企業の内定を獲得できたとしても、入社後に「求められるレベルの仕事ができない」とギャップに苦しむことになるからです。

「早めに損切りができた」と前向きにとらえましょう。

 

②性格診断において、嘘や矛盾の数値が高く出ている人

性格診断で落ちるパターン2つ目は、性格診断において、嘘や矛盾の数値が高く出ている人。

志望企業に入りたい気持ちが強いあまり、性格診断の回答を盛りすぎた結果、性格診断システム側で「嘘・矛盾」を検知されてしまうことがあります。

 

higma
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重要な部分なので、詳しく解説します

 

性格診断における嘘とは?

性格診断における嘘とは、「盛りすぎた回答」がシステムに検出されることと理解してください。

そもそも性格診断とは「A」という設問に対して、「とてもあてはまる・あてはまる・どちらでもない・あまりあてはまらない・全くあてはまらない」の選択肢を選ぶ形式。

そうした設問の中で、「相手に対して失礼なことをしたことは一度もない」といった極端なものも用意されていることがありまして。

 

higma
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正直に回答をするのであれば「どちらでもない〜全くあてはまらない」になるはずですよね

 

ただ、こうした設問で「自分をよく見せたい」と思うあまり、「とてもあてまはる」を選ぶと「嘘の回答をしている可能性が高い」と出てしまうというわけです。

 

性格診断における矛盾とは?

性格診断における矛盾については、「最初の方で回答したことと、後半で回答したことが本来揃うはずなのに一致しないこと」とご理解ください。

そもそも性格診断では、「A」という性格を判断するために、3~10程度の異なる切り口からの質問で検証をしています。

本音で回答をしているのであれば、異なる切り口からの質問であったとしても、一貫した回答になるので何ら問題がないのですが、偽りの回答だと、どうしてもブレが生じてしまいます。

 

higma
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設問1では「とてもあてはまる」って言っていたのに、設問13では「まったくあてはまらない」っておかしくない?といった感じに

 

こうなってしまうと「矛盾」が検出されてしまうため、性格診断の結果に疑惑がでてくるというわけです。

1つや2つ嘘や矛盾があるレベルならば問題ないでしょうが、嘘や矛盾が複数検出されてしまうと「虚偽の回答」として判断されてしまうので、落とされる可能性が高くなってしまいます。

 

③嘘や矛盾の数値は低いものの、面接でボロが出る人

性格診断で落ちるパターン3つ目は、嘘や矛盾の数値は低いものの、面接でボロが出る人。

性格診断では別人格になりきることができたため「嘘や矛盾」は検出されていないものの、面接本番の受け答えからバレてしまうパターンです。

性格診断の結果は書類選考に使われて終了、ではなく面接官が事前に目を通しておき、面接で確認したい事項を整理するためにも使われています。

そのため、面接官としては「性格診断通りの人間」と考えて質問をしてくるわけですが、期待通りの回答がでてこないと、「どうやら性格診断の結果は虚偽かもしれない」とバレてしまうと。

 

higma
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短い面接時間のなかで、一度相手に不信感を与えてしまうともう致命傷

 

イメージを取り返すこともできず、そのまま面接終了となってしまう可能性が高いです。

書類選考だけでなく、面接においても性格診断の結果はみられており、虚偽の診断結果はときに面倒な状況に引き起こすということを覚えておいてください。

ポイント

性格診断で落ちるパターンは3つ。1つ目は、企業の社風/職務と全くマッチしていない人。2つ目は、性格診断において、嘘や矛盾の数値が高く出ている人。3つ目は、嘘や矛盾の数値は低いものの、面接でボロが出る人。

 

嘘・矛盾で性格診断を落ちないように

以上、この記事では「性格診断によって選考で落ちるケース」についてご紹介してきました。

性格診断を見くびることなく、嘘や矛盾などの虚偽の回答になっていないか、注意しながら回答をするようにしましょう。

自分の性格診断が虚偽の回答になっていないか不安な方は、「虚偽回答の傾向」が判定されるキミスカの性格診断を受けてみることをお勧めします。

それでは。

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マスコミ業界で磨耗している20代社会人。 就活では総合商社・外資IT・外資コンサル・日系コンサル・飲料メーカーから内定獲得。日系大手企業の内定を、最小の努力量で獲得するためのミニマルな就活メディア「サクシュー」を運営しています。
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