就活では総合商社や外コン・大手メーカー等から内定を獲得しました。
大手就活サイトのライター経験後、自分でサイトを作って”キャリアに役立つ情報”を発信しています。
この記事では、就活生のみなさんが抱えるこんな疑問に答えていきます。
- 実際にOfferBoxに登録/利用済
- PRではなく本音のレビュー記事
就活生時代、OfferBoxを利用していた僕ですが、今回の記事執筆にあたり再度OfferBoxに登録して検証してきました。
きっと参考になるはずです。
Contents
OfferBoxの概要
まずは簡単にOfferBoxの概要紹介から。
一言で言うと、OfferBoxは「企業からスカウトが届く就活サービス」
従来型の就活

従来型の就活は、就活生が気になった企業に対してESを提出する仕様。
企業が求めるESの形式に合わせて文章を作成する必要があります。
OfferBoxの就活

OfferBoxは、企業が気になった就活生に対してオファーを送る形式です。
就活生は、OfferBoxに登録したプロフィールや適性検査の結果を登録。
OfferBoxの会員登録している企業は、学生のデータベースを閲覧することができ、求める人物像の学生にオファーを送る形式になっています。
あとは企業からの連絡をまつだけです。
OfferBoxの参加企業
OfferBox以外にも、このようなサービス形態をしている会社はあるものです。
ですが、サービスごとに参加企業が異なります。
OfferBoxはスカウト型サービス最大手なので、大手〜ベンチャーまで幅広く企業が参加している模様。
OfferBox参加企業

合計で6,300社以上の企業が登録しているとのことなので、非公表ではあるものの色々な企業が参加している様子。
取引先企業一覧
マネーフォワード、サイバーエージェント、コニカミノルタ、UACJ、富士通、ミキハウス、カネカ、ジーユー、理想科学工業、NTTデータ東海、岩谷産業、福井銀行、栗本鐵工所、理研ビタミン、トレンドマイクロ、ぐるなび、日本生活協同組合連合会、三菱重厚環境・化学エンジニアリング、ピクシブ、マブチモーター、ドトールコーヒー、ティーケーピー、東京ガス都市開発、井英製鋼、オフィスナビ、因幡電気産業、井上特殊鋼、リコー電子デバイス、宮崎太陽銀行、トヨタコネクティッド、参天製薬、東邦ガス、住友理工、オムロン、島津製作所、JIMOS、折兼
やはりスカウト型サービス最大手ということもあり、かなり豪華な布陣が揃っていますね。
結論:OfferBoxは登録しておいて損はない
実際にサービスを利用してみましたが、OfferBoxに登録しておいて損をないと言えます。
というのも、登録して生じるデメリットが無いから。
すでに知名度も高く、スカウト型就活サービス最大手なので信頼できます。
また、OfferBoxの提携先に「経済産業省」や大手企業の名前が挙がっているから問題ないと言えるでしょう。
実際にOfferBoxを一年近く利用しましたが、請求はされませんでした。
今回の検証のため改めて登録しましたが、請求されず。
料金に関してはきちんと無料だったので心配ないと思います。
個人情報が勝手に開示されることはないようです。
企業からのスカウトを許可しない限り、企業側に氏名が伝わらない仕様のため
登録序盤にプロフィール編集を促すメールが数件きますが、それ以降はスカウト通知程度。
しつこい営業電話も一切なかったため、問題ないと思います。
実際にOfferBoxに登録してみて嫌な思いはしていないので、デメリットの心配はいらないかと思います。
OfferBoxに登録するメリット
冒頭で「OfferBoxに登録して損はない」と述べ、デメリットがないことについて解説してきました。
ここからは僕が感じた「OfferBoxに登録するメリット」を説明していきます。
僕が実際にOfferBoxを利用してみて感じたメリットは下記の通り。
- ESでは表現しきれない自分を伝えることができる
- 受け身の姿勢でも魅力的な企業と出会える
①ES/面接では表現しきれない自分を伝えることができる
ESや面接って「文字数」「時間」など自分を表現することに制約があるじゃないですか。
また、答えるべき設問も「学生時代頑張ったことを記載してください」「一番大変だったポイントはなんですか」など、すでに決められていると。
というのも、みなさんの人生って「設問の1つや2つ」では表現しきれない厚みがあって、言葉にできない魅力もあるじゃないですか。
でも制約があるので、伝えきれずに落ちてしまうと。
その点、OfferBoxには活動写真だったり、プロフィール文だったりに、かなり多くの情報を詰め込めるんですね。
そんなポテンシャルを最大限に詰め込んだ自分の資料を、大手ベンチャー限らず複数の企業に見てもらえるチャンスがOfferBoxにあると。
逆求人型サービスの特徴×OfferBoxの知名度だからこそ実現できたメリットだなと感じます。
②受け身の姿勢でも魅力的な企業と出会える
つづいてのOfferBoxに登録するメリットは、受け身の姿勢でも魅力的な企業と出会えるということ。
普通に就活をしていると、自分から企業を見つけにいく必要があるじゃないですか。
一から業界研究をして、興味ある企業には要求されたESを書いたりWEBテストを受けたり。
その点、OfferBoxが良いなと感じるのは「勝手に幅広い企業が自分にアプローチをかけてくれること」
ナンパを例に例えてみましょうか。
普通にしていると、「自分で相手を見つけ、話しかけ、連絡先をもらうために行動する」というステップが必要ですよね。
当然、自分がみていない区域にいる相手は見逃してしまうと。
OfferBoxはその点、「自分が立て看板を立てておいたら、勝手に相手が寄ってきてくれる」ということです。
おまけに自分が意識していなかったような「有名俳優や新進気鋭のアイドル、隠れ地下アイドル」など幅広い層の人たちと出会える可能性があると。
要約
適性検査が受験できることもオマケ要素としてありますが、基本的に上記の2点がOfferBoxに登録する大きなメリット。
登録する上でのデメリットもないですし、自分のプロフィール記入次第では多大なる恩恵を被れるサービスです。
OfferBoxへの登録を迷う理由もないのかなと。
僕の思うOfferBoxの上手な使い方
ここからはOfferBoxの上手な使い方について。
就活を終え、社会人生活を送る筆者が「OfferBox、こう使えば良かった」と思う使い方をご紹介します。
それがこちら。
- 適性検査で嘘偽りなく回答する
- 型にはめたESの文章とは違うプロフィール文にする
①適性検査で嘘偽りなく回答する
まずOfferBoxを使う上で注意していただきたいのが「適性検査で嘘偽りなく回答すること」。
WEBテストで適性検査をするときって、「受かりたい」という気持ちが働くがゆえに、少し自分をよく見せる回答をしてしまいがちなものです。
ただ、行きたい企業に内定するためなら多少見栄を張るのは仕方がないと思うと。
なので、OfferBoxの適性診断では試しに「心の底から回答してみる」「自分の弱みもしっかりそのまま回答する」ことをおすすめします。
というのも、OfferBoxは「特定企業の通過」ではなく「マッチング」が目的なので。
②型にはめたESの文章とは違うプロフィール文にする
つづいてOfferBoxを使うときにやってみて欲しいことは、「型にはめたESの文章とは違うプロフィール文にする」ということ。
みなさん、色々な企業に使い回す「いつものESテンプレ」ってあるかと思います。
Bという課題を解決するためにCをした。
結果Dを学んだ。
きっとこのような感じでしょう。
確かにこのような「型にはめたES」って便利は便利なのですが、その人らしさが全然伝わってこないんですよね。
本選考ESなど「失敗ができない状況」であればいつもの型を使って良いと思うのですが、OfferBoxは逆求人なので失敗などがそもそも存在しないと。
この機会をうまく活用して、「自分らしさ全開・型なんて一切ないプロフィール」を試してみることをおすすめします。
ここで「多くの企業が食いつくプロフィール文」を作ることができれば、ESでも使えますし。
OfferBoxを最大限に活用して欲しい
OfferBoxには「大企業からスカウトがくる」「適性検査ができる」といった明確なメリットがあると思います。
ただ、そのメリット以外にも自分自身の使い方ではES対策にもなるなど、いくらでも就活に生かすことができるフィールドだと思うわけです。
とことんOfferBoxを使い尽くして、ぜひとも就活を有利に進めていただきたい。
もうすでに言いたいことは伝え終わっていますが、下で評判や使用感なども書いているので興味ある方はご覧になってください。
オファーボックスの評判まとめ
ネットの評判をまとめてみました。
オファーボックスへのポジティブな評判
まずはポジティブな評価からご紹介。
大きく3つに分類できました。
- 優良企業からのオファーが届く
- 適性診断の結果が正確
- 選考対策に生かせる
ひとつひとつみていきましょう。
(1)優良企業からオファーが届く
オファーボックスのポジティブな評判1つ目は、優良企業からオファーが届くということ。
やはり参加企業が豪華なことが影響しているのかと。
就活一通り終えていて内定先にも満足しているんだけど、オファーボックスで優良企業からまだまだオファーきていて、めちゃくちゃ気になってしまう。
今からでも遅くないと思うから、コロナで就活停滞している人はオファーボックスぜひ使ってみて欲しい!
— フラミンゴ🦩@21卒 (@flaflacom) April 11, 2020
今日オファーボックスから来たやつめっちゃええ!!なんやそれ!!一気に第一志望軍🥺🥺🥺🥺🥺🥺🥺🥺いい会社だ〜
— たなみ@21卒 (@7y9fczzm4A5uiZe) April 14, 2020
(2)適性診断の結果が正確
オファーボックスのポジティブな評判2つ目は「適性診断の結果が正確」ということ。
友達にも適性診断の受験を依頼する「他己分析」の機能もあるのが好評な模様。
オファーボックスの360°診断おもしろいな
自分が思ってる弱みと友達が思ってる弱みが完全に同じだった
本物の弱みだったわ
— mm (@Jdudjskg) March 13, 2020
おはよう☀
昨日オファーボックスという就活支援アプリをダウンロードして、性格診断をした。
課題発見力と本質を問う力は、おそらく先天的な部分もあるけど、読書を重ねてもっと知りたいと思えることが増えたことでついた後天的なものとも言える。
どのデータ分析を受けても、この二つは高い。本物 pic.twitter.com/pJjGquMBSG
— とうま☃️🐎1日1mmの前進 (@some_stock) August 5, 2019
(3)選考対策に生かせる
オファーボックスのポジティブな評判3つ目は「選考対策に生かせる」ということ。
適性診断の結果が正確な分、ESの書き方や面接のテンプレを考えることに生きるのとのこと。
オファーボックスの適性診断360度、ES、面接のテンプレ質問対策に役立ちそう。
質問パッパと答えれば自分の強み弱み出してくれる。あとはこれに具体的な自分の経験付け加えれば答えに窮することはなくなりそう。 pic.twitter.com/WOc52IE7qn
— ばっしー@おきなわ (@BassyKaityo) February 14, 2019
オファーボックスへのネガティブな評判
つづいてはオファーボックスのネガティブな評判をみていきましょう。
ネガティブな評判については、大きく5つありました。
- オファーが来ない
- プロフィール入力が面倒
- オファー企業が微妙
ひとつひとつ見ていきます。
(1)オファーが来ない
オファーボックスへのネガティブな評判1つ目は「オファーが来ない」ということ。
プロフィールを記入していてもオファーが飛んでこないケースがある模様。
オファーボックスで企業の方に見られてるのにオファー来ないってことは俺に問題があるんか
— あらら/22卒 (@M70PxZrUzj3xLu5) April 13, 2020
オファーボックス、検索表示やプロフィール表示はされるのにオファーがこない😂
やっぱ自己PR見直さなあかんよな😓
…頑張ろ。— まっちゃ@22卒 (@maccha_sh1) April 17, 2020
(2)プロフィール入力が面倒くさい
オファーボックスへのネガティブな評判2つ目は「プロフィール入力が面倒くさい」ということ。
入力する項目が多く設けられていることが要因のようです。
オファーボックス項目埋めるのめんどくさいと思っちゃう🥺
— おふとん@21卒 (@n_qall) April 11, 2020
(3)オファー企業が微妙
オファーボックスへのネガティブな評判3つ目は「オファー企業が微妙」ということ。
先ほど紹介した有名登録企業からオファーがなかなか届かないとの意見がありました。
オファーボックス使えなさすぎない?🤢 絶対手当たり次第の学生にメッセージしてる企業ばっかじゃんww
— 👶🏻21卒 (@iuiu___uiui) April 11, 2020
オファーボックスへの評価まとめ
以上、オファーボックスへの評判まとめでした。
人によってはオファーが飛んでこなかったり、飛んできても微妙な企業だったりでネガティブな評価が下されているようですね。
これに関してはプロフィールの書き方だったり学生時代の経験だったり性格診断の結果に左右されるので仕方がないなあと。
オファーボックスちゃんと埋めたらオファーくるようになった
— ゆー@22卒 (@you_22sotsu) April 15, 2020
【検証】オファーボックス試してみた
実際にOfferBoxを登録〜利用まで体験してきたので、実際の画像付きでご紹介します。
まずはオファーボックスに登録
まずは会員登録から。
SNSアカウントと連携で済むようです。

連絡先だの大学だの希望条件を入力していきます。

オファーがくる条件も設定できるようですね。

これで登録が完了しました。
オファーボックスの適性診断
トップページにいくと「適性診断」がありましたので実際に試してみます。


3分後、適性診断の結果が。一部紹介します。

偏差値形式で結果ができてきました。
このようにで「どの能力が」「どれくらい長けているか」がわかる仕組み。
この他にも「前に踏み出す力」として「主体性」などのスコアがでておりました。
実際にオファーはきたのか?
このアカウントでは「スカウト希望しない」を選択していたのできていませんが、就活生時代にはベンチャー企業中心に月5件くらいのスカウトがとんできました。
そんなにプロフィールを充実させていなくともそれくらいきていたので、しっかりと記入すればドンドンくる予感がしています。
どんな文面だと企業が魅力的だと感じスカウトを送ってくるのか、OfferBoxを使って試行錯誤するのがおすすめです。

【評価】オファーボックスはどうだったのか
(1)オファーボックス良かったところ
オファーボックス の良かった点は2点。
- 適性診断の問題数が多かったこと
- 参加企業ラインナップが豪華だったこと
①適性診断の問題数が多かったこと
OfferBoxの良かったところは、「適性検査」の問題数が多かったこと。
競合サイトであるキミスカやFuture Finderと比べて、100問近く問題数が多く、かなりのボリューム感がありました。
多ければ多いほどそれだけ正確な適性診断結果が出るので、無料でここまでのクオリティの性格診断が受けれることは素直にすごいと思います。
②参加企業ランナップが豪華だったこと
今回は直接スカウトがきたわけではないですが、公式サイトや取引先企業で発表されている参加企業の豪華さは印象に残りました。
競合のキミスカはどちらかというとベンチャー企業によった感じですが、オファーボックスはゴリゴリの大手がいるのは驚き。
(2)オファーボックスの微妙だったところ
適性診断周りが少し残念でした。理由は2点。
- 適性診断一回しか受けられない
- 結果は正確だけど情報量が少ない
それぞれ補足します。
①適性診断一回しか受けられない
正直もっと受けたいですよねえ適性診断。
昔の自分から成長したからもう一回受けたい!ってときに受けられないはちょっと悲しい。
②結果は正確だけど情報量が少ない
オファーボックスの適性診断って時間がかかる割に、ざっくりいうと3つの要素しか教えてくれないんですよね。
まあそれで十分ですし正確ではあるのですがもうすこし教えてくれないかなあと思ってしまいます。
他の就活サイトでも適性診断できるサイトあるので、それらを活用することが正解なのかなと。
たとえばキミスカやFuture Finder。
それぞれ一回しか受験することができないですが、適性診断の結果がオファーボックスよりも充実していますし、参加企業のラインナップも違うので。
なので併せて登録がおすすめです。
他にも性格診断が無料で受験できるサイトを記事にまとめたので合わせて参考にしてくださいね。
結論:登録して損なし
以上、長々となりましたがOfferBoxのレビューでした。
冒頭にも述べましたが、OfferBoxは使い方次第で得られる恩恵が大きく変わるサイト。
自分の魅力を最大限に表したプロフィールを記入し企業からのスカウトを狙いましょう。
それでは。