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長期インターンのリアルな給料
(1)日系外資業界問わず複数トップ企業から内定を獲得した実績
(2)大手就活サイトで300本以上の記事を執筆経験
(3)社会人視点での就活攻略
を武器に就活記事を書いています。
長期インターンシップを検討している大学生、「給料がどれくらいでるのか」って気になりますよね。
この記事では、学生時代に長期インターン2社で合計2年間やっていた筆者が「長期インターンのリアルな給料」を実体験をベースにご紹介します。
「給料が高い長期インターンの選び方」も合わせてご紹介するので、ぜひ最後まで読んでください。
長期インターンはそもそも給料がでるのか
ご安心ください。最近ではほとんどの長期インターンは「有給」です。
「無給」のケースもあるようですが、相当レア。
多くのベンチャー企業が長期インターン生を募集するようになり、優秀な学生を奪い合うようになったからでしょう。
ただ、インターン初日まで給料について一切話がなく、フタを変えてみれば無給だったというとんでも無いケースも。
実際に僕の友人が見事にこのパターンに引っかかっていました。
仮に選考を受けている長期インターン先で給料に関して言及が何も無い場合は、事前に確認しておくことをおすすめします。
長期インターンの給与体系
長期インターンの給与体系は大きく分けて3パターンあります。
- 時給型
- 月給型
- 完全成果報酬型
ひとつひとつ解説していきましょう。
(1)時給型
時給制はアルバイトと同じような給与体系。1時間働いたら1000円もらえるといった感じ。
時給型のメリットは、シフトを入れれば入れるほど給料が高くなること。
一方、どれだけ実績を残したとしても、もらえる給料は一定というデメリットも。
(2)月給制
月給制は社会人と同じような給与体系。1ヶ月働いたら15万といったような感じです。
「必ず週○勤務」という制約がある企業もありますが、あまり厳しく管理していないケースも。
実際に僕の友人は後者のパターンの会社で週3勤務で10万程度稼いでいました。
楽に聞こえるかもしれませんが、それだけ「結果」を求められるという点ではハードです。
また、大学生にありがちな「この時期は忙しいからシフト入れたくない!」といったワガママが効かないのも微妙なところ。
(3)完全成果報酬型
完全成果報酬型は、自身が残した成果がダイレクトに給料に表れる制度。
「契約一件獲得で〇〇円」などと決まっており、契約をとれればとれるほど給料が上がる実力主義のシステムです。
優秀な人ならば短時間で多額の給料を稼ぐことができる一方、無能であれば何時間勤務しても一銭も稼げないという諸刃の剣。
仕事に慣れるまでは全く稼ぐことができないので、自信がない方にはおすすめしません。
どの給与体系が一般的?
僕が長期インターン募集サイトをざっとみた感じ、時給型の企業がほとんど。
稀にある月給型は「平日週4回勤務」など条件が厳しいようです。授業を受けながらだとなかなか難しいですよね。
「成果報酬型」もなかなか見つからず。おそらく、「時給型」で入社した後に交渉することで給与体系が変わるのだと思います。
ボーナスはでるのか?
基本的にボーナスはでません。
外資系投資銀行で長期インターンをしていた友人は出たようですが、一般的な長期インターンは資金面に余裕のないベンチャー企業ですので、かなり厳しいかと。
期待しないようにしましょう。
僕の長期インターン先のリアルな給料
企業によって長期インターンの給料はかなり変わるもの。
なので、僕が実際に長期インターンをしていた2社の概要をまずはご紹介しておきます。
また長期インターンの内定はいただいたものの辞退した企業2社についても給料は把握しているので、こちらもご紹介。
長期インターン① | ・社員数50名のベンチャー企業 ・資金力には余裕あり ・長期インターンは3名マーケティング職で採用 ・コラム記事作成や事務作業が主な業務 |
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長期インターン② | ・社員数5名のベンチャー企業 ・スタートアップのため資金に余裕なし ・長期インターンは7名総合職 ・Webサイト運営,記事作成が主 |
辞退長期インターン① | ・社員数3名のベンチャー企業 ・スタートアップのため資金に余裕なし ・長期インターンは1名コンサル2名ライター ・中小企業のコンサルや取材が主 |
辞退長期インターン② | ・社員数30名のベンチャー企業 ・比較的資金面に余裕あり ・長期インターンは2名営業 ・業務改善システムの営業が主 |
長期インターン① | 時給1000円 |
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長期インターン② | 時給960円 |
辞退長期インターン① | 時給1100円 |
辞退長期インターン② | 時給1000円+成果報酬 |
意外と高くないですよね。
辞退長期インターン②は成果報酬型だったため「かなり稼げる」と言われていたものの、真偽は分からず。
ちなみに僕の友人の長期インターン給料はこんな感じ。
先輩A | 時給1200円(金融メディア運営) |
---|---|
友人B | 時給1100円(就活メディア運営) |
友人C | 時給3000円(外銀) |
後輩D | 時給2000円(コンサル) |
やはり外銀の長期インターンは金額が頭ひとつ抜けていますね。後輩Dもかなり高い方です。
ただ、基本的に長期インターンは1000円~1500円のレンジでおさまるのが一般的。
アルバイトと全然変わらないですよね。
なせ長期インターン毎に給料は違うのか?
長期インターンの給料例を8件紹介いたしました。
なかには時給3000円という高給なものもあれば、アルバイトよりも低いような給料もあったと。
では、どうして長期インターン先によってここまで給料の差がでてしまうのか。理由は3点です。
- 企業の資金力が違うから
- 職種が違うから
- 社長の意向が違うから
ひとつひとつ説明します。
(1)企業の資金力が違う
先ほどの給料例をみていただければ分かると思いますが、「コンサル」「外銀」は給料が高かったですよね。
資金力のある会社はそれだけ優秀な人材を獲得するためにお金をつかえるので、たかが長期インターン生であったとしても高い給料を提示して超優秀層の学生を囲い込もうとしています。
一方、長期インターン生を募集しているベンチャー企業は資金力不足。
出せる金をそもそもそんなに持っていないのです。
長期インターンにも「ある程度給料を求めたい!」ということでしたら、企業規模の大きい会社に応募してみたり、自ら交渉したりすることをおすすめします。
(2)職種が違うから
長期インターン先によって給料が違う理由2つ目は「職種が違うから」です。
高難易度だったり、自ら売上をたてられる営業の長期インターンは給料が高くなりがちですが、内勤である「マーケ職」はバイトと同じくらいになりがち。
というのも、やっている仕事は「メディアのライター」とい売上に直結もしなければ、難易度も高くない仕事だから。
高い給料を長期インターンに求める人は「成果報酬型」がありそうな営業職でみてみると良いかもしれません。
(3)社長の意向が違うから
長期インターン先ごとに給料が異なる理由の3つ目は「社長の意向が違うから」です。
全然稼げていなさそうだけど大丈夫?という企業でも、慈悲の心で長期インターン生にちょっと良い給料を提示してくれる方もなかにはいらっしゃいます。
このような方はしっかり実績を残すことができれば昇給も期待できるかもしれません。
給料の高い長期インターンはどうやって探す?
どうやったら給料の高い長期インターンを見つけられるか気になる方もいることでしょう。
そもそも長期インターンの見つけ方は大きくわけて2パターン。
- 知り合いからの紹介
- 就活サイトからの応募
長期インターン先を紹介してくれる知り合いがいる、かつ給料も高いというパターンであれば①をおすすめしますが、なかなかそんなケースはありません。
なので、色々な長期インターン先の給料だったり仕事内容だったりを一括比較できる就活サイトでの応募がおすすめです。
長期インターンに特化した就活サイトに登録してみて、色々と探してみると良いでしょう。
こちらの記事では長期インターンの探し方について詳しくお伝えしています。
こちらも合わせて参考にしてください。

長期インターンで大学生活を充実させてほしい
この記事では長期インターンの給料についてご紹介してきました。
と思う方がいるかもしれませんが、僕個人は「仮にアルバイトより給料が低かったとしても」アルバイトをやめて長期インターンを始めることをおすすめします。
「結果的に就活で有利になるから」なんて単純な理由もありますが、それ以上に得られるものが非常に大きいから。
こちらの記事ではその理由について熱弁しています。是非読んでほしい。



また、こちらの記事では「長期インターンをすることで就活で有利になる理由」をご紹介しています。あわせて読んでいただきたい。



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それでは。


