誰しもが就活を機に始めることになる「自己分析」。
はじめてチャレンジする自己分析はもう分からないことだらけ。
上記のような自己分析に悩める就活生の方に向けて、自己分析にまつわるあらゆるノウハウをこの記事に詰め込みました。
複数のトップ企業から内定を獲得した筆者の自己分析ノウハウなので、きっとみなさんの参考になるはず。
ぜひ参考にしてくださいね。
自己分析にまつわるあらゆること
Contents
一から自己分析を学び直したい方へ
まずは一から自己分析を学び直したい方に向けて、自己分析の正しい進め方をまるっと解説していきます。
自己分析を正しく進めるためのSTEPは、大きく分けて下記の3つ。
自己分析のSTEP
- 自己分析の目的を正しく知る
- 自己分析のやり方を正しく知る
- 性格診断で客観的な視点も取り入れる
①自己分析の目的を正しく知る
正しい自己分析をするために、まずやっておくべきことは「自己分析の目的を正しく知る」こと。
しばしば自己分析は「過去の経験を振り返ればいいんでしょ?」と思われがちですが、それはあくまでも自己分析の手段でしかありません。
自己分析の目的とは、自己の経験を整理することで(手段)、「大事にしたいこと」「好きなこと」「得意なこと」などの特徴や価値観を言語化すること。
詳しくは、自己分析とはなにか?目的・必要性を就活に向けて丁寧に解説!にて解説していますので参考にしてください。
②自己分析のやり方を正しく知る
自己分析の目的を正しく認識したうえで必要なことは、自己分析のやり方を正しく知っておくこと。
自己分析の目的は理解できていても、闇雲に過去を洗い出しているようでは、価値観や特徴を導き出すことは難しいです。
というのも、自己分析は小学校〜現在にかけてまでの膨大な経験を振り返るものであるため、漠然とやっていては処理が困難だから。
そこでおすすめしたい自己分析のやり方が、「モチベーショングラフ」と「自分史」です。
モチベーショングラフ
モチベーショングラフは、心の浮き沈みに着目した自己分析方法。
感情の上下を過去から現在まで俯瞰して観察することができ、「急落している箇所」「急上昇している箇所」など、着目して深堀りをするべき箇所がひとめでわかるやり方です。
自分史
自分史は、これまで所属してきた組織・活動単位で当時の感情を分析するやり方。
モチベーショングラフよりも詳細に、過去の経験を洗い出すことができる有効なやり方です。
詳しい自己分析のやり方については、自己分析のやり方解説!簡単にできるおすすめの方法を一挙ご紹介で解説しているので、こちらをご参照ください。
より深く自己分析ができるワークシート付きの就活本に関しては、厳選4冊!自己分析におすすめ就活本、社会人目線でまとめてみましたの記事を参考にしてください。
③性格診断で客観的な視点も取り入れる
自己分析のSTEP3としてやっておくべきことは、性格診断で客観的な視点も取り入れるということ。
「モチベーショングラフ」や「自分史」は自身の主観による分析結果ですので、より自己分析に説得性を持たせるためには、客観的なデータが必要です。
性格診断はその点、「別の就活生と比較して、みなさんはどんな人間なのか」を診断してくれるので、相対的に自身の特徴を理解することに役立ちます。
性格診断のデータと自身の自己分析結果を見比べてみると、「やはり自分の強みは**にありそうだ」「意外と**という特徴も秀でているんだ」などと発見が多いはず。
【最新版】自己分析に役立つ、就活生におすすめの性格診断ツール5選!では、無料受験可能なおすすめ性格診断ツールをご紹介しているので、ぜひニーズにあったものを活用されてみてください。
自己分析がうまくいかない方へ
つづいては、自己分析を一通りやってみてはいるけれど「なかなかうまくいかない」と壁にぶつかっている方に向けて、お悩み別に解説をしていきます。
自己分析のお悩み一覧
- 自己分析がなぜかうまくできない
- 自己分析が終わらない
- 自己分析の必要性に疑問を感じてきた
①自己分析がなぜかうまくできない
まずは、「自己分析がなぜかうまくできない」と悩まれている方に向けて。
自己分析がうまくできない理由は下記の3点にあります。
- 自己分析のゴールが定まっていない
- 自己分析のやり方が間違っている
- 1人で黙々とやろうとしてしまっている
長くやっているうちに自己分析の目的がよくわからなくなってきているが故、ゴールが見えず迷走しているというパターンが一番多いでしょう。
また、自己分析のやり方を片っ端から試していて、情報をまとめ切れず分析ができていないことも。
ほかにも、客観的なデータを取り入れていないがため、「本当にこの結果であっているの?」と不安になっている方も多く見受けられます。
自己分析がうまくできない3つの理由-なぜできないのか丁寧に解説!にて、改めてできない理由を詳しく解説しています。
「上記のパターンにあてはまった」という方はご参考ください。
②自己分析が終わらない
つづいては、「自己分析が終わらないこと」というに悩まれている方に向けて。
いつまで経っても自己分析が終わらず、果たしてどこまでやれば良いのか考えあぐねている方も多いかと思います。
ただ、自己分析というのものは「一生終わらないもの」ですので、わざわざ悩まれる必要はありません。
というのも、自分というものは常に変化するものですし、分析する時点の気分にも大きく左右されるものだから。
そんな不確かな自己分析をやるうえで重要なことは「もうここまでやったんだから自己分析はできているはず!」という気持ちの切り替えと、定期的に見直すことです。
その辺りの詳しいやり方については、自己分析が終わらない!どこまでやるべきか、就活生に解説しますで解説しているので、ご参照ください。
③自己分析の必要性に疑問を感じてきた
つづいては、「自己分析の必要性に疑問を感じてきた」というに悩まれている方に向けて。
自己分析をやっていて行き詰まってくると、「これ本当にやる必要あるの?いらないんじゃない?」と意義を見失いがちなものです。
ただ、就活のゴールがクリアになったり、自己PRを端的に示すことができたりなど、実際は良いことばかり。
その辺りの自己分析の意義は自己分析は本当に”意味がない”のか?いらない派の就活生へ反論をにて解説していますので、気になった方はご参照ください。
就活の軸について知りたい方へ
つづいては、就活の軸について作りたい方に向けたコンテンツ。
「就活の軸」は就活を進める上で非常に重要な要素です。
下記のようなステップで進めると良いでしょう。
- 「就活の軸」の意義を正しく知る
- 「就活の軸」の作り方を正しく知る
①「就活の軸」の意義を正しく知る
「就活の軸」をつくるうえでまず重要なことは、就活の軸を決める意義を正しく知るということです。
「なんとなく必要そうだから」という理由で就活の軸を作成しようとすると、どこかの就活サイトにまとめられている「就活の軸一覧」をみながらテキトーに決めてしまいがち。
そうなると「イマイチしっくりこない」「ありきたりで他の就活生と差別化につながらない」という軸になってしまうのです。
就活の軸は、志望業界を絞り込む上で非常に重要な役割を担うほか、納得感のある志望動機をつくるうえで必要不可欠なもの。
詳しくは、就活の軸とは何か?絶対に決めておくべき2つの理由を丁寧に解説!にて解説しているので、気になった方はご参照ください。
②「就活の軸」の作り方を正しく知る
就活の軸の意義を正しく知った後は、実践のフェーズ。
自己分析と同じく、就活の軸も無闇やたらに進めてしまうと迷走してしまうので、正しいやり方でおこなうことが必要です。
就活の軸をつくるために必要なSTEPは下記の通り。
就活の軸をつくる4つのSTEP
- 無邪気に「譲れないポイント」を書き出してみる
- 過去の経験から「譲れないポイント」を抽出する
- 1,2で出てきた言葉を、3つ程度に絞り要約する
- 企業向けの言葉に言い換える
就活の軸は、無邪気にやりたいことを書き出してみる「感情的なやり方」と、過去の経験から導き出す「論理的なやり方」の組み合わせが効果的。
詳しくは誰でもできる「就活の軸」つくりかた-具体例を交えてフローを解説!にて解説していますので、気になる方はご参照ください。
自己分析を効率的に
以上、自己分析に関するあらゆるノウハウをご紹介してきました。
ぜひ今回ご紹介したノウハウを活用して、みなさんの自己分析に役立てていただけると幸いです。
それでは。
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