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大学生にバイトはおすすめしない
早稲田大学を卒業後、マスコミ業界で働いています。
(1)日系外資業界問わず複数トップ企業から内定を獲得した実績
(2)大手就活サイトで300本以上の記事を執筆経験
(3)社会人視点での就活攻略
を武器に就活記事を書いています。
大学生の方々。
おそらく「ハズレのアルバイトを引きたくない!」と思われ、「大学生 アルバイト おすすめ しない」と検索されたかと思います。
僕も大学生時代、同じようにググり「コンビニは避けるか〜」などと考えていました。
ただ、大学卒業後はそもそも「アルバイト自体をおすすめしない」という考えに。
その理由について、僕の体験談も交えながら解説していきます。
僕の大学生活アルバイト体験談
僕が大学生にアルバイトをおすすめしない理由として、「ハズレバイトだったから」と思う方もいるでしょう。
ただ、決してそうではありません。
僕が経験したアルバイトは下記の3つ。
大学生時代のアルバイト3選
スタバ | レジ接客・バーでのドリンク作成・イベント企画運営など |
---|---|
予備校チューター | 低学年の英語古文の講師、生徒への質問対応や面談など |
試験監督 | 大学入試の管理運営 |
いわゆる「大学生におすすめのバイト!」と言われるものをやっていました。
実際、スタバも「難関バイト」「キラキラバイト」「成長できる!」っていう印象に惹かれて入っています。
「大学生におすすめのバイト」と言われるように、世の中にごまんとあるアルバイトのなかでは良かったのかなと。
スタバはイメージ通り、アルバイト同士の仲が良くアルバイト外でも集まって遊ぶこともありましたし。
接客のポイントやドリンクを素早く作る方法だったり、コーヒー豆の種類なんかも学ぶことができました。
アルバイトは大学生活で結構な時間を捧げる割に、得られるものが少ないから。
ある程度楽しいですし、お金もそれなりに楽に稼ぐことができます。
ただ、大学卒業後、「あの頃良かったなあ」なんて微塵も思えないと。
その理由について深ぼって説明していきます。
大学生時代にアルバイトが微妙だったと感じた理由
「全力で頑張った感」がないからかなと僕は思います。
みなさん、「高校時代の思い出なに?」って聞かれた時どんなことを思い浮かべますでしょうか。
おそらく「文化祭」や「部活動の大会」「受験勉強」などが思い浮かぶかと思います。
一方で、日々の授業・休み時間ってそんなに思い出せないですよね。
これって「全力をかけて頑張っていないから」だと思うんです。
良い思い出/印象に残ったシーンって、それだけ苦労とか悩みが絶対あったはず。
たとえば、文化祭だと「開催前日、ギリギリまでみんなで準備した思い出」。
部活だと「限界まで自分を追い込んだ結果、良い戦績が得られた思い出」など。
そんな「もっと良くしたい。もっと結果を残したい」という意思をもった全力さがあったと思うんです。
アルバイトは大抵の場合、そんな崇高な意思なんてものはありません。
というか、そもそもアルバイトってそれを得るようなものとして作られていないんですよね。
コトバンクの定義をみてみましょうか。
アルバイトの定義
[名](スル)《労働・仕事・研究の意》
1 本業や学業のかたわら、収入を得るための仕事をすること。また、その仕事をする人。内職。バイト。「書店でアルバイトする」「学生アルバイト」
2 パートタイム労働法に定める短時間労働者に分類される雇用形態。臨時雇い。パート。バイト。→フリーター
3 学問上の作業。業績。
見ていただけると分かりますが、「金稼ぎの手段」です。
そもそも「成長」「やりがい」を得られるように作られておらず、お金をあげる代わりに雑用をやってるくれる人を探す手段であると。
実際、アルバイトって「作業をこなす時間」が凄く多いんですよね。
アルバイトは最初こそ大変で覚えることもあって新鮮。苦労もすることでしょう。
しかしながら、マニュアルのあるルーティーンワーク(おなじ仕事の繰り返し)なので、すぐに慣れてくるもの。
そうなると、アルバイトをしている時間って、何も考えずとも勝手に体が動いてくるんですよね。
要は「こなす」作業になって、シフトが終わる時間を待ち遠しく思うわけですと。
確かに楽なら良いと思いがちですが、意外とアルバイトも大変なことがあります。
理由がこちら。
- 暇な時間がなんだかんだ一番きつい
- 社員や変な客に悩まされる
暇な時間って楽に思えますが、シフト中に「まだおわんないのか..」と思い続けるのって結構しんどいです。
高校時代、授業早く終わらないかな..と思って時計見るけど5分しか進んでいない、みたいなしんどさ。
かつ、アルバイト先の社員ってまともじゃない人も結構いるわけで。
そんな人からのパワハラや客からのクレーム、精神的にも体力的にも面倒です。
大学生活ってせっかく4年間も自由に時間が使えるじゃないんですか。
同じ4年間を過ごすなら、印象に残るような生活を過ごした方が絶対に良いです。
イベントサークルとバイトで2年間遊び呆けていた社会人の僕は強くそう思います。
なぜ大学生は印象に残る生活をした方がよいのか?
良い思い出になるなんて理由もあるはありますが、それ以上に重要なことが。
それは「就職活動で苦労しないため」です。
かなり現実的な話になりますが、就活では「どんなことを学生時代頑張ったか」が聞かれるもの。
面接官はその頑張り具合を評価して、内定を出すか決めています。
ここで評価されるのパターンはこんな感じ。
- 難しい課題に全力で取り組んだ姿
- 自らの工夫で状況を変えたという事実
- 普通の大学生がやっていないような経験
入社後、活躍してくれるかどうかを学生時代の頑張りで判断するんですね。
「話を盛れば良いじゃん」と思うかもしれませんが、頑張っていない人の経験は確実にバレます。
なので、就活で成功するという点では、確実に「人に語れるレベルで」学生時代頑張ったことをつくるべきなのです。
アルバイトを大学生におすすめしない理由
長々とアルバイトに対する思いを書き連ねてきました。
そろそろまとめます。
大学生にアルバイトをおすすめしない理由は下記の通り。
- 「成長」や「思い出」につながらないため
- 就活で「語れるレベルの経験」にならないため
何度もいっていますが、大学生活は4年間しかない貴重な時間。
しかも大学3年生から就活を始めるとすると、「2年間」しか経験を溜めておくことができないのです。
だからこそ、実りが小さい、そもそも実りがあるように設計されていないアルバイトを僕は大学生におすすめしません。
大学生にアルバイト以外でもおすすめしないこと
大学生にアルバイトをおすすめしない理由はご理解いただけたかと思います。
ただ、大学生も学費だったり遊ぶお金を稼がないといけないと。
実際、色々とお金を生み出せる手段は世の中に存在します。例えばこんな感じ。
株式投資
せどり
アフィリエイトブログ
ただ、どれもおすすめしません。
リスキーですし、特にブログなんて全然稼げないから(僕)。
僕は趣味で書いてるので良いのですが、ちゃんと稼ごうとすると何百時間も無給で書くことになるので。
また、こんなものにも注意が必要です。
- 月収50万を一か月で稼ぐ方法
- 海外輸入ビジネス
- 独自のキャッシュフローシステム無料で公開
これを「詐欺」と言います。
高い授業料や教材費だけとられるマルチ商法です。
楽に稼げる手段なんてないのでそこは覚えておきましょう。
大学生に心からおすすめしたいこと
結論からいうと、「長期インターン」を大学時代に経験することをおすすめします。
長期インターンとはイメージしやすい表現でいうと「企業でやるアルバイト」。
ただ、社員と同じくらいの仕事を任されたり、自分で考えて動くことがもとめられる点がアルバイトと異なります。
僕が大学生に長期インターンをおすすめする理由をまとめるとこんな感じ。
- やりがいのある仕事だから
- 時給もアルバイトより少し高いから
- 就活に有利だから
長期インターンをおすすめする理由については長くなりそうだったので、別の記事に分けました。
ぜひこちらを参考にしていただきたい。

長期インターンがどんなものか知りたいという方は、こちらのサイトを覗いてみることをおすすめします。
「どんな仕事内容なのか」「どれくらいお金がもらえるか」が見えてくるので。
このサイトはこんな感じ。
(1)日系外資業界問わず複数トップ企業から内定を獲得した実績
(2)大手就活サイトで300本以上の記事を執筆経験
(3)社会人視点での就活攻略
そこらの就活ブログでは出せないクオリティの情報、大手就活サイトでは言えないタブーにとことん追求していく就活サイトです。
マスコミ業界で培った「ブランディング視点」も生かしながら、就活生に「本当に使える就活ノウハウ」をお伝えしていますので、ぜひ参考にしてください。
それでは。


